初ハーフマラソン完走しました「荷物が重いのではない。力が足りないのだ」を痛感しました | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

人生初のハーフマラソン走って来ました。

北千住荒川河川敷マラソン大会。







自分がやるスポーツで最も嫌いであろうマラソン。

仲間と一緒に走って来ました。









結果は21.12kmを2時間45分で完走。

20kmかと思いきやキッキリと42.195kmの半分。





最後の1.12kmとか、いらねー!と思いながらも

最後まで歩く事なく完走。



タイムはショボイけど

何とか「20kmを歩かず完走する」という

コミットを達成し、自分との戦いに勝ちました。




何度も何度も


「もう限界、歩こう」

「あそこまで走ったら、歩こう」


と弱い自分が誘惑してきたけど、逆に

「まだイケる、走ろう」

「キツイけどあそこ迄、走ろう」

と、スモールゴールを決めて

その積み重ねで、何とか完走しました。









しかし、ほんとーにキツかった。

こんなキツいこと経験ない。



嘘だけど。笑



経営のほうが100倍キツイからね。

体力的にはマラソンだけど。








只今、要介護認定状態で全身の激痛に

耐えながらブログ書いてます。
(なぜか上半身も痛い)








とにかくツラかった初ハーフマラソン。

最初はいつも通りオリラジYouTubeを聴きながら

走ってたんだけどキツくなると音がうざく

話が頭に入ってこない事に気づき早々と停止。




結局、iPhoneXSMAXの208gを

ただのウェイトとして3時間近くも

腕に巻き付けて走ることになり、



たった208gが、こんなに負担になるとは…。

何度も、ぶん投げてやろーと思いました。





そんな無音状態で走ってる中で

あらためて感じた事があったので

ブログに書きたいと思います。




CS社員(特に新人)は必読。





マラソンやらない人も

「マラソン ➡︎  自分の仕事」

言葉を置き換えて、ジブンゴトにして読むと

わかりやすいと思う。


内定者は「マラソン→部活」でも良い。








私がマラソンはツライツライと

言ってるものの、今日走った人の中には

私より年齢が上の人や、女性も沢山いたし

私より良いタイムで淡々と走ってる。




ゴール後に力尽きて倒れてる私を尻目に



走り終わった人達のほとんどが

サッサと帰ってしまい気がつけば

ほぼ誰も居ない置き去り状態。笑








私がツライと言ってやってる事は

別に特別な事ではなく、至って普通のこと。

つまり私にマラソンの能力が無いだけの話。



「荷物が重いのではない。

 自分の力が足りないのだ」


と言う、名言通りのこと。




これマラソンも仕事も同じで

あなたがツライと言ってる仕事は

社会人なら誰もがやってる普通のことで

何ら凄い事ではない。



能力が高まれば

「2年前はあんな程度でグチってたなぁ」

とショボイ自分が恥ずかしくなるレベル。







私のマラソン能力はまさにソレ。

能力が低いから



わずか10mのショボイ登り坂が

憎らしいほどにツライ。笑



ほんのわずかな風が強烈な向かい風に感じ

顔に当たる優しい秋の日差しでさえも

眩しくてダメージを受けて、気が滅入る。



「どんだけナイーブなんだよ!」

と思うくらい、大の大人が超虚弱体質の

幼稚園児のよう。笑




普段、マラソンを走ってる人達を

心から尊敬すると共に、たかが20km程度で

何を大げさなこと言ってんの?と笑われるね。












初ハーフマラソンで、練習はわずか2ヶ月。

言わば超のつく、ド素人。




そんなド素人である新人が



良い結果を出したいとか

苦しまず走りたいとか

マラソン楽しみたいとか




そんな甘い話しある?

ないね。笑

ある訳ない。





初めての距離

慣れないこと

訓練してないこと、で




何年も前から経験を積んだり

トレーニングしてる人のようには

行かないもの。コレ当たり前。








仕事でも全く同じ。

入社1年目のド素人が

何年もやってる先輩と同じと思ったら失礼。





先輩と新人が同じ距離を走るとしても

かかる時間や受けるダメージも違うし

結果(タイム)も違う。




同じ仕事をするのでも

遅くまで時間がかかったり

こんなに頑張ってるのに

結果(給料)が付いてこないのも同じ。




「頑張ってる」は自己評価。

しかし、社会は他者評価。



今回、私は倒れるまで頑張ったけど

他者評価であるタイム(結果)がダメなら

評価されない。



「頑張んなくていいから、良いタイムで走った人を評価しまーす。1位の人には賞品が出ます。おめでとうございまーす!」

「遅かったあなたは参加賞でSOYJOY2本ね」


はい。これがマラソンにおける当たり前の評価。

仕事も同じ。






なので自分の能力を上げるトレーニングを

日々継続して結果を出し続けて行くことが大事。

コレも当たり前。






仕事では

PDCAを回さなかったり

問題発見→問題解決しなかったり





プライベートでは

ダラダラとTV観たりゲームをしたり



楽な方、楽な方へ逃げてたり

適切でない見せかけの努力をしたり



時間と行動を浪費してたのでは

何も好転しない。








これスポーツや部活だと理解できるのに

仕事や会社のことだと、自分に置き換えて

考えられない人がいる。


そう言う人、要注意です。













あと、その他にも気づいた。





ド新人である私が

走ってる間に頭によぎったことは




「元々マラソンとか好きじゃないし」

「別に走らなくても困らないし」

「膝やくるぶしが痛いし」

「52才で初マラソンとかそもそも無理」



と、人間はちょっと苦しくなると別人かのような

マイナス思考になる。あらためて実感。

仕事ではポジティブ全開な私でも、なる。笑






そんなキツイ時、誰かが



「もう辞めようよ」

「走っても怪我するよ」

「無理すること無いよ」

「マラソンやって何の見返りがあるの?」



と、言ってきたらどうだろう?





能力の低い自分だから苦しくなってる時に

耳に心地よい甘い言葉がチンケな自尊心をクスぐり

自分を正当化しつつ逃げ出すには

これ以上ない最強のキラーワード。





「そうだ!そうだ!俺もそう思ってた」

「やってられないから辞めようぜ」

と、楽な方に便乗してしまう。





会社を辞める時の新人あるある。笑

日本人は特にそんな人が多い。






鉄棒のブラ下がり競争も同じ。



皆んなが踏ん張ってると長くブラ下がれるが

1人が落ちると即座にバタバタと落ちる。



落ちるのは自分だけじゃないと

安心してしまうからであり

本来はもっと出来るのに落ちてしまうあの状態。




会社でも1人が辞めると連鎖して

辞める人が出たりする。コレもあるある。



「赤信号、皆んなで渡れば怖くない」

辞めるのも、諦めるのも

自分だけじゃないから安心。



オレは悪くない。笑

そんな状態。




このイラスト通りで

日本人の悪いところを表した言葉。








そんな時に



「いや、お前が辞めても俺は走るよ」

「お前もまだ出来るんじゃないの?」

「諦めないでお互いがんばろう」



と言える人で在りたいね。










また、そんな時に限って周りが楽しそうに

遊んでたりするのが目に留まるもの。





今日のマラソンコースもそうだった。



コース脇の河川敷野球場では

大学サークルらしき若い男女達が

ソフトボールをしてて、まあそれはそれは

楽しそうにワーワー!キャーキャー!騒いでた。



まさに

「隣の芝生が青く見える」

状態。

その真隣を死にそうになって走る自分。




途中、お昼どきに手作りのお弁当を広げて

皆んなで輪になってビールを飲みながら

宴会が始まってた。

コレがまた更に、楽しそうだった。



これにはメンタル鍛えられたね。笑









やらされ感でやってる人なら



「オレなんでこんなキツイ思いをしてがんばってんだろ?」

「完走しても貰えるのはSOYJOY2本なのに、全然割に合わない」

「しかもエントリー料で4千円も払ってるのに」



と、確実に投げ出す理由にするね。笑








と、まぁこれらの感情がある事を

初ハーフマラソンを経験する事で

再認識することが出来たのは良かった。

ブログネタも出来たし。





このブログを読んだ社員達の中で

少しでも気づく幹部や社員や内定者が

1人でも居たら、それで良いと思うから。



特に幹部は勿論、店長以上の管理職は

部下や新人がこんな誤解や錯覚をしていたら

マラソンじゃ無くても良いから別の何かに

例えて、気づかせられる能力を持って欲しいから。




話しを聴いて迎合したり

どうやって伝えて良いのか分からないのでは

管理職として人に良い影響は与えられないから。













そもそも

マラソンを始めたのも会社に入ったのも

自分で選択したコト。





どこの会社に行っても能力の低い自分が

評価される事は無いのだから、自分が

選択したその環境で能力向上するしかない。







今日のことで言ったら

隣でやってるソフトボールなんかに目もくれず

自分のゴール(目的と目標)に向かって私は

走ること(やるべき事)に集中する大切さだね。




ソフトボールが目に留まると言う事は

ヒマである証拠で、まだ余裕あるって事。笑



もっと高い目標(タイム)に向かってたら

それこそ必死で目に留まるヒマも無いから。




これも仕事と同じだし

マネジメントに必要なこと。

特に新人は仕事能力向上に

集中させることが大事。



能力が低いから仕事の楽しさもやり甲斐も

分からず、すぐに隣の芝生が青く見えるから。














今回、一緒に走った仲間は自分も苦しいのに



「がんばって!がんばって!」

「イケる!イケる!」

「いずれ終わりが来るから大丈夫!笑」

「絶対、完走しよう!」



とすれ違うたびにお互いを鼓舞しあった。

苦しい中でも笑顔があった。

本当に尊敬する仲間です。









また、わざわざ水戸からRUNSの木本社長が

応援に来てくれ最後まで伴走してくれました。




サプライズで急に現れたのでビックリでしたが。

他喜力溢れる面白い男です。





ゴール後のツーショット。



マラソン能力が高いから余裕の木本社長。

マラソン能力が低いから死にそうな自分。




帰りの握手もこんな感じ。



わざわざ水戸から来てくれたのに

挨拶すらマトモに出来ない情けなさ。。。




誰でも出来るハーフマラソン程度で

伴走してもらったり手間をかけていると言う事は

まだ自立できてない子供と一緒。



よちよちと過保護にしてもらってる状態。








トレーニングして1日も早く能力を上げて

自立し、良いタイムを出すことで恩返しします。










これだけ自分的には頑張った21kmだったけど、意外にもゴールの達成感は無かった。

きっとそれはやはり自分の能力不足を感じだからだと思う。



もっと

「やったーーーー!!!!」とか

「やり切ったーーーー!!!!」とか



そんなアドレナリンが噴き出すのかと

思いきや、ほぼ無し。

ゼロでは無いが予想以上に無かった。




なので帰宅後に楽しみにしていた

ビールも3分の1を残すほど。



達成感で飲むビールが何よりの大好物なのに

自分でも信じられない。笑










ゴール時にあったのは、開放感。

やっとこのツラさから解放されたという感情。




これも仕事に置き換えると

能力が低い状態で、低い目標をクリアしても

自分のジョボさもわかってるもの。



新人のうちは「小さな成功体験」を

積み重ねる大切さはあるものの

それは本当の成長や達成感を味わう為の

助走に過ぎない。




なので、やはりここでも言えることは

自分の能力を少しでも高いレベルに上げること。




そうしないと、虚弱体質の幼稚園児は

達成感より開放感を求めて逃げ出してしまうから。

ブラ下がり競争で落ちてしまう。








仕事で言えば


出来なかった仕事を出来るようになり

喜んでくれるお客様をもっと増やすこと

必要とされ信頼されるお客様を増やすこと

部下を成長させられる自分になること




こんなことに尽きる。

そうなればレベルの高い

個人目標や店舗目標や事業部目標が与えられ

それを達成した時に、心から感じる達成感が

あるのだと思う。






私のマラソン能力は

まだ達成感を感じるまでにも

至ってないという残念な現実でした。












今回のハーフマラソンを経験したことで

能力の現在値を認識する事が出来た。

だからフルマラソンのキツさに余計にビビる。

このままではフルは無理。





帰宅後は、ほぼ何も出来ず、食欲もなく

今だに目がクラクラするので、寝たきり状態。

トイレに行くのもフラフラでやっと&激痛。





あと1ヶ月後の本番に向けて

どうしたら出来るか?だけを考えて

弱い自分に負けない自分で在りたいね。



自信は無いけど。笑






今日、共に走ってくれた皆さん。

お疲れ様でした!&感謝です。

また頑張りましょう!








『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』