我が社の創業事業であるアメニティ事業部トイレ診断士が手がける取組みで
ネーミングライツ(命名権)とは、公共施設に民間企業の社名やブランド名を付ける事で企業が支払う看板料が行政の収入となるメリットと、企業側は広告宣伝・ブランディングを行えるメリットを両立する仕組みです。
ネーミングライツと言えば、有名なところでは「福岡ヤフオク!ドーム」や「味の素スタジアム」があるアレです。
でも公衆トイレのネーミングライツは珍しいです。
前回の和光市に続き、今回は埼玉県新座市の新座駅前トイレで、昨日はその開所セレモニーを行いました。
新座市長、市議会議長、十文字学園女子大学学長と一緒にテープカット。
ひとこと、挨拶させて頂きました。
新座市の並木市長と。
J:COMテレビの取材も来てました。
名称は
「新座ALLWINトイレ」
です。
今回は進化した取組で、我々トイレ診断士企業だけではなく、私が客員教授を務める十文字学園女子大学と地元企業16社に協賛頂きました。また外壁デザインと塗装は十文字学園女子大学の皆さんの作品です。
海のない埼玉県ですが、新座市には野火止用水があり海につながっています。来年2020年東京オリンピックパラリンピックには、その海を越えて沢山の人々が日本にやって来ます。そんな世界と繋がるトイレにしたいと十文字学園女子大学の学生さん達が考え、塗装まで手掛けてくれました。
明るく楽しい印象になって素晴らしい外観になりました。
内装もフルリニューアルし
赤ちゃんのオムツ替え用のベビーベッドの設置や
子供連れのご家族でも、安心して
気持ちよく利用できるようにしました。
また、作って終わりではなく、常に気持ちよく快適にご利用して頂くために、月2回のトイレメンテナンスとパトロールを行います。
特に公衆トイレはキレイさを維持管理していく仕組みが大切で、汚れ始めると加速度的に汚れが増えたり、マナーの低下が顕著になります。
なのでトイレのプロである弊社のトイレ診断士が定期的にチェックというメンテナンスを行う仕組みとセットになることが大事です。
テレビ局の取材で聞かれました。
記者「普通のネーミングライツは企業名を付けますが、どうしてCSリレーションズという企業名を出さないのですか?」
私「新座市と契約し企画したのは弊社ですが、この取組みは沢山の皆さんのご協力ご支援があって実現したものです。なので単独の企業名を出すのではなく、経営理念である「ALLWIN」という言葉に全ての人が喜ぶという思いを込めて命名しました」
行政、市民の皆さん、協賛企業、トイレ診断士の、関わる全ての人々が喜ぶALLWINなトイレで3K(臭い、汚い、暗い)撲滅して行きたいと思います。
駅を出てすぐの所に、デジタルサイネージも新たに設置し、新座ALLWINトイレの告知も開始。良い場所なので目立ってます。
民間企業が一社でネーミングライツ費用を全額負担し、複数箇所運営するのは難しいですが、地元企業と協力し合うことで可能となります。
今回はその新たなモデルの記念すべき第一号でした。
このALLWINの取組みが全国に広がり、沢山の賛同者が増えて、沢山の人々が喜ぶ公衆トイレが増えると嬉しいですね。
そのために私達がやれる事もまだまだ有るので、これからも頑張って参ります。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』