リスクを考える | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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大切に想っていること。素直に感じたこと。伝えたいこと。夢。を、ありのままに書いてます。

『経営者になるためのノート』

柳井正・著

【リスクのあるところにチャンスがある】



「リスクがないところに利益はない。
リスクがあるところに利益がある」。

これは経営の鉄則です。
どうしてそうなるのか分かりますか。




リスクがあるところは、多くの人が恐れて、
あるいは大変だと思って、
あるいは最初から無理だとあきらめて、
あるいは常識に縛られていて、
手をつけないからです。




だいたいが、世の中に「自分だけが考えている」ということはないと思った方がいいでしょう。

他にも同じようなことを考えている人はいるはずです。

問題は、考えていることをきちんと実行に移せる人が少ないということです

それくらい多くの人がリスクを避けようとするのです。




しかし、逆を見れば、そこが経営者にとってチャンスなのです。

人が手をつけていないということは、自分たちで商売を全部コントロールすることができる、市場で圧倒的に一番になれる可能性がある、

そしてそこで生まれる利益を誰かと薄く分けあう必要がないということになるのです。




その反対に、リスクを取らなければ、それらのメリットを手中にすることはできないのです。





さて、「リスクを恐れず」と言っていますが、時々誤解する人がいるので、あえて伝えますが、これは「リスクを計算しないで」と同義ではありません。


リスクなんか考えないで無謀をしなさいと言っているわけではありません。


リスクは考えて、計算して下さい。


リスクを計算するというのは、「これをやる場合のリスクというのは、本当はどこにあるのか」ということと

「そのリスクがどれくらい大きいのか」ということを、冷静かつ真剣に考えるということです。


「リスクを計算した結果、実行をやめた」と言っている人はの中にはよく、冷静かつ真剣に考えたというよりは、ただ単に不安や恐れが先に来て、できない理由がたくさん頭に浮かび

それを正当化する論理を構築することを称して「リスクを計算した」と言っている人がいます。



これは計算ではなくて、むしろ思考停止です。

(中略)

「やる場合のリスク」と「やらない場合のリスク」。

これを天秤にかけるのが、計算をするということです。

(田尻社長Facebookより)
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ユニクロの柳井さんの考え方、共感します。



社長がやるべき仕事は、社員に出来ないこと。

社員に出来る仕事は、社員の出番だから任せる。



社員に出来ない代表的な仕事の1つが

「リスクを取ること」



リスクとは責任であり

責任とは金銭的負担とも言う。




社長はそのリスクを考えるときに

柳井さんの考え方は大切。



見失いがちなのが

「やらない場合のリスク」




できない理由や

思考停止や

実行力が欠如してたり

勇気が無かったりする、



そんな、弱い自分に負けない自分で在りたい。




だからこそ

「やる場合のリスク」と

「やらない場合のリスク」を

考えるのが大切と思います。





『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』