後継者であり二代目の飯島社長の経営計画発表は、情熱と自信に溢れたものでした。
創業者、創業家のDNAを誰よりも感じ、そのイズムの受け継ぐ代表者としての恩感力溢れる発表でした。
もちろん精神面だけでなく、経営者としての戦略戦術においても明確な方針を打ち出していました。
経常利益を3億円以上毎年叩き出し、業界のリーディングカンパニーである会社を、入社15年、現在43才、親族でない社員が事業承継するプレッシャーは、かなり大きいと思いますが、それを跳ね除けるだけのパワーがありました。
創業者の古田土所長は本当に素晴らしい後継者を発掘し、タスキをリレーしました。お見事です。
私が飯島さんと出逢ったのが10年前。
その時の飯島さんの社員序列は確かNo27辺りでした。うちの担当を永らく勤めて貰ったので毎年序列が上がるのを見て嬉しく思っていましたら、遂に社長にまで登りつめました。
当時から仕事に対する情熱と上司部下に対する想いがとても熱い人でした。誰よりもトップの想いと方針をまさに真っ赤に実行していました。
部長や役員に昇格した後も、新規事業や新商品開発も独自のアイデアで実行し実績を残しました。
二代目社長に文句なしの人物ですね。
事業承継は社長の最後の大仕事であり
最も難易度の高い仕事だと言われます。
ここで失敗する企業がどれだけ多いことか
企業存続率の統計を見れば明らかです。
私も
どんな形の事業承継をしていくのか。
どんな後継者に譲っていくのか。
そんな事を考える日が年々多くなっています。
古田土所長のような事業承継が出来るよう
またそれに相応しい人間に成長出来るよう
今、与えられている自分の役割を全うしつつ
自己成長していきたいと思います。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』