環境整備巡回点検では『責任者の力量』が視える。
もっと言えば『責任者の意欲』そのものが視える。
事前告知した点検箇所を事前告知した日に点検に行く。
一見バカバカしい程、当たり前に満点が取れなくては行けない超シンプルな点検手法だが、それでも満点が取れないことが珍しくない。
その時の責任者の言い訳は
「チェック不足でした」
「うっかりしてました」
こんな感じ。
私がもし店長の立場で、社長が巡回点検に来ると行ったら、本気度半端ないね。時間×情熱×お金を掛けまくる。
環境整備は『誰にでも出来ること』であり、外部要因はほぼ関係なく全て自分達で完結できるもの。
営業成績はお客様やマーケットや季節指数的な「言い訳」要素が無くもないが、環境整備はそれが全くない。
つまり満点が取れない責任者は、
・その重要性がわかってないか
・社長が点検に来ることに鈍感か
・そもそもやる気が無いか
です。
そんな責任者がチームを良くできるはずもないので、降りてもらうしかない。
責任者は部下の未来に影響する権限を持っているのだから、イヤイヤやる役職ではないし、「やる気」と言う『最低限の能力』が無い人が出来るものではないから。
環境整備巡回点検は、単純でバカバカしい当たり前の仕組みだからこそ、リーダーである責任者の姿勢や考え方や取り組みの温度感が顕著に出る。
環境整備巡回点検を始めて10年になるけど、一進一退の繰り返し。
これからも『継続は力なり!』でがんばります。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』