作業興奮という人間性
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江戸時代の話ですが、自分の娘が嫁に行くときに父親は、「
作業興奮などという大脳整理学は知らなくても、
掃除をすることで心がスッキリする。
結果的に自分のためなのです。
人間は不安や悩みを抱えてしまう動物だけれども、
だから「はきものをそろえる」なんです。
掃除が難しくても、やる気がなくても、とりあえず、
とある会社から体験談が寄せられたのですが、
そういう、いわゆる3K(汚い、臭い、危険)
それでそのまとめ役の人が言うには、そこに来る人っていうのは、
他に仕事がないからそこに来たんですね。
だから、やる気がないどころか、生きる気力すら感じられない。
「成長したい」みたいなことはまったく思わずに、
当然、合宿の宿舎や風呂場も荒れ放題だったらしいんです。
それで、そのまとめ役の人は、ある時から、
毎日、毎日。皆のはきものを・・・
そうしたら、少しずつ、自分からそろえる人間が出てきて、
これも典型的な作業興奮ですよ。
たぶん最初は、まとめ役の人にやってもらうのが申し訳ないとか、
人間にはそういう法則があるって、信じちゃってほしいですね。
万有引力があることを今や誰も疑わないように・・・
それと同じくらい「はきものをそろえたらうまくいく」
少なくとも、何もしないよりは、必ずやる気がでますから・・・・
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HSの星野社長のメルマガで紹介されてた『読書のすすめ』の清水店長の本の抜粋記事です。
私も3Kの仕事から始めましたので良くわかります。
『はきものをそろえる』
環境整備には不思議な力がありますね。
コツコツと継続したいと思います。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』