子供達の将来を考えられる大人に | CSリレーションズ社長 増田恭章(ますだやすあき)のブログ

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今年の箱根駅伝で2連覇を果たした青山学院大学の強さの秘訣。

新幹線型の選手達と原監督にしびれます。
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今年も、箱根駅伝では、青山学院大学が、「強い人間集団を作り、堅持する原理原則」のつながりを教えてくれました。

青学が2連覇。しかも、1977年の日本体育大学以来、39年ぶりに1区から一度も首位を譲らない圧倒的な強さでした。

今日は、青学の「戦略的必死のコミニュケイト」と、それに裏打ちされた、「原理原則に沿った情報環境整備×習慣整備」を紹介しましょう。


レース後の会見では、選手たちが次のようなコメントをしています。


●久保田和真選手(4年)

「監督と寮で共に生活することによる風通しの良さと、ホウレンソウ(報告、連絡、相談)がしっかり密に出来ていること。それが恋愛相談だったり、
私生活でも監督に話せる信頼関係が築けている」と話しています。

「戦略的必死のコミニュケイト」をおこなう、環境づくりとして、監督夫婦は寮に住み込み、選手と一緒に生活しています。そして、それがしっかり機能し、監督と選手の間に良い関係が築けていることがわかります。


●小椋裕介選手(4年)

「自由な雰囲気の中でも、寮則や部則といった根底の部分はどこよりも厳しい。しかも、それをあたりまえに受け入れていることが、常識を変えていく強さにつながっている」「学年間で言いたいことが言える雰囲気が、選手を成長させている」と語りました。

選手間のコミュニケーションも、とても良いようです。たすきを渡すときの表情やしぐさにも表れていました。それが、規律の中から生まれている点も着目です。


●神野大地選手(4年・主将)

「勝因は、チームでやっている一体感。選手の自主性が増した今季は、監督がいなくても機能するチームになった」と言っています。

前回の優勝で、監督の華麗なる転身が話題になり、監督の元には、講演やテレビ出演の依頼が殺到。今季前半は週の半分は講演などで出掛け、スカウト活動が重なって1週間不在という時期もあったそうです。

原監督のことなので、戦略的に不在し、選手の自立を狙ったのかもしれません。


昨年は、原監督と、神野選手が新「山の神」としてヒーローになりました。

今季、原監督は「学生を中心に優勝を勝ち取ってほしい。今度はおまえたちがヒーローになれ」と尻をたたいてきたと言います。

山の神、神野選手が故障で長期離脱。復帰して好走を見せたものの、今回は、区間2位でした。

他の選手の実力が高まり、生活面でも他の4年生が、下級生をひっぱるなど、自主性が高まったことが、昨年以上の強さにつながりました。

まさに、学生が優勝を勝ち取り、ヒーローになった年です。


メディアからは、原監督にいじわるな質問がありました。

「黄金世代が抜ける来年度は弱くなるのか?」


原監督は否定しました。「(2004年の)監督1年目から組織を鍛えてきました。定着するのに十数年かかったものは、そんなに簡単に壊れません」



株式会社武蔵野さんのメルマガより
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原監督のブレない自信カッコいいね。

この監督にして、この選手達。


学生時代に大切な学びと、成功体験を積み重ねた子供達は社会に出てどんな社会人になるのか、楽しみです。

原監督なら自分の子供を預けたいとさえ思います。こんな教育は親にも出来ないし。まあ厳しい練習には付いていけないとは思うけど笑

子供達の将来を考えた素晴らしい監督であり、カッコいい大人です。



『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』