かつての高校野球のヒーロー選手やドラフト入団選手が戦力外通告という厳しい現実を叩きつけられながら、必死にトライアウトに挑むドキュメンタリー。
あんまりTVは観ないのですが、この番組は毎回吸い込まれるように見てしまう。
それは、他人事に思えないから。
社長業も常に同じような危機感を持ってやってきたから。
特に創業10年くらいはまさに綱渡り。
お金もなければ仕事も少なく組織も安定しなかった。
やれどもやれども良くならず暗く先の見えないトンネルを歩いてるようで、いつも不安の中で生きてる感覚。
何度も何度も、もう本当にダメかな?という局面にぶち当たりながら乗り越えてきた私は、戦力外通告を受け何とかトライアウトに生き残り、復活した雑草選手の姿が自分の事のように思えてならない。
感情移入し、他人事に思えず、自分のことのようにこの番組を見てしまう。
番組の中では、守るべき大切な家族を抱えながら、悩み、葛藤し、しがみつくように、もがきまくる選手の姿がリアルに描かれてる。
愛する妻、幼い子供、自分のやりたい夢の中で、守るべきものを守りながら生きていくその生き様が自分と重なる。
CSリレーションズを創業した時は、最初の起業時の借金があり、長女が生まれた直後であり、もう後には引けない崖っぷち。
まさに戦力外通告を受けた選手そのものだったなと当時を昨日のことよのうに思い出し、あの時の不安や恐怖とやるしかないと言う気合いと根性が入り混じった複雑な感情が蘇る。
あの当時から考えると、自分は何とツイテルのかと思い、支えてくれた家族や、恩人であるお客様、教えてくれた仲間の経営者に感謝以外ない。
自分の人生を振り返っても、人生ってホンの少しの選択と努力で、未来が全く変わるなと実感します。
2015年が終わろうとしているこの年末に、この番組に出逢えて、改めてマインドセット出来たことに感謝です。
2016年は、お世話になった皆様にもっともっと返せるような男になっていきます。
『良い影響を与える人間力集団となり、日本中を明るく元気にします』