南三陸町に行って来ました
瓦礫はずいぶん片付けられてましたが
復興にはほど遠い感じです
現場に来ると、ビルの5階までを飲み込んだ津波の凄まじさがヒシヒシと伝わります
仮設住宅がある平成の森で話を聴きました
南三陸町では、今だに行方不明者が300人以上いる中で外部の人が80人もいると言う
あの日、たまたま県外から観光に来てたりとか、仕事で来てたりとかで津波にのまれたそうです
だから、決して他人事ではないですよ、海の近くにいる時はいつも津波の危険を意識して、避難場所がどこか、車の止める向きは大丈夫かと、考える必要があり、いつも危機意識を持ち、自分の大切な人に伝えてくださいと言われました
確かにそうです
悲しい体験をした人にしか言えない言葉で重かったです
仮設住宅では、おじいちゃんおばあちゃんに澤村さんがマジックを披露し楽しんで貰いました
澤村さんは日本商店会の仲間で、あのプリンセス天功の団長であり、自身もプロのマジシャンです
しゃべりも笑いのプロでみんなに笑顔になってもらいました
仮設の商店街も4ヶ月前に完成し営業を始めていました
しかしまだまだ経済は厳しく、ここで聴いた話も『仕事が欲しい、とにかく仕事が欲しい』という話でした
人々が生きて行く為に、幸せになる為に、人間らしくする為の仕事なんだなと、どこまで行っても仕事の大切を訴えていました
今回の二日間で、被災地の状況を再確認し、継続的長期的な支援を続けて行く気持ちが強まりました
日本商店会では、この一年間で10隻の船を被災地の漁師さんに送って来ました
船さえあれば漁ができるからです
仕事が出来れば、継続的な収入にもつながるし、希望も持てるし、元気になるから
私達は経営者の集まりなので、被災地が自立して行くことが何より大切だと思い、船の提供を通じて自立支援を行っていきます
5日振りに帰って来ましたが、また明日から一生懸命仕事して、少しでも日本を明るくしていきます!
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