今日は大好きな稲盛和夫さんの言葉から
京セラやKDDIの創業者であり、盛和塾にて全国の若手経営者を育成し、現在は破たんしたJALの再建に全力で挑戦するスーパー79才です!
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今でこそ日本を代表する経営者の一人に名を連ねる人物ですが、松下幸之助による『ダム式経営』の講演会に参加した当時は京セラを創業してまだ数年、経営の方向性が見出せずにいたころでした
稲盛を含めてここに集まった参加者全員が望んでいたものは、どうすれば上手に経営をすることができるのか
ところが松下の説く『ダム式経営』とは
『経営というのは資金も人もすべてダムに水をたたえるがごとく余裕を持って経営をしなければならない』
というごく当たり前のことだった
これを聞いて参加者の一人が
『余裕のない私にはそれができません
どうすればそのダムを作ることができますか』
と質問したとき松下は、
「ダムはどうしたらできるのか、私もよう知りませんのや
知りませんけども、まずダムを作ろうと強く願うことですわ」
多くの人が失笑する中で稲盛だけは脳天を打ち砕くほどの衝撃を受けたと言います
やろうと思ったってできませんのや
何か簡単な方法を教えてくれというふうな
そういうなまはんかな考えでは事業経営はできない
創造的なアイディアは何かを求めて
ただ漠然と探している状態では出てこないのです
問題に直面し悩み苦しんで潜在意識の中にまで浸透し
寝ても覚めてもそのことが頭から離れないくらいになって
ようやくひらめくのです
後に『経営の原点』を示す12ヵ条の第3項として
強烈な願望を心に抱くこと、そして目標の達成のためには
潜在意識に透徹するほどの強く持続した願望を持つこと
を会社経営の柱として上げました
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いやぁー!
松下幸之助さんもスゴイですが、周りの人が失笑する中で衝撃が走るほどに気づいた稲盛さんのアンテナはメチャメチャ高いです!
どんな良い話を聞いても受信側のアンテナが錆びついていては感度は鈍る。アンテナビンビンでいられるかどうかです
稲盛さんの今があるのは、無名時代からそんな事を強烈にやりつづけていたからでしょう
お金も名誉も有り余るほど手にいれ、普通なら優雅な隠居生活を送っている歳でありながら、日本国の危機に立ちあがり、誰もが嫌がる仕事に挑んでいく79歳!
稲盛さんが教えてくれてます
1.寝ても覚めても、こうなりたい!という願望や目標を忘れるな!
2.出来ない理由を探すな!
3.自分のアンテナをいつも高めに掲げ、ピカピカに磨いておけ!
4.当たり前のことをしっかりやれ!
ヤバイくらいにカッコイイおじいちゃんです!
そんなカッコイイおじいちゃんになりたい!
43歳の自分自身に「喝!」が入ります!
そして、ダムに水を貯めるように人も資金も余裕ある状態を願い、実践していきます!