ひさしぶりに
ジャンピングで飛び出た
吊るされた男
この絶妙なタイミングで
現れたカードに
いよいよ感が増す
そう言えば
タロットに限らず
オラクルカードにおいても
いわゆるネガティブな
印象のカードを
多くの人が嫌うようだ
やはり表面上に
見える世界観で捉えると
嫌なカードを引いたと
思うのだろうね
実はネガティブカードと
言われるカードこそ
チャンスを掴む
素敵なギフトカードなのだ
そもそも
カードにネガティブも
ポジティブもない
すべてが表裏一体
一枚のカードに
含まれた意味や象徴は
総合的に読み解き
さまざまな角度や
空観から感じ取ることが
大切なのだ
(カードの読み解き話は今回は省略)
これは今在る
セカイにも言えることで
何もかも
分類分別させようとする
これが人間社会にも
分断現象を巻き起こす
悪因となるのだ
なぜ人は
何かを一つの定義で
分けようとするのだろう
子どもの頃から
漠然と抱いていた
疑問でもある
連むのが嫌いな子どもは
いつしか変わり者として
孤立していく
それはそれで
一人の氣楽さを
面白いと思えた
子どもの頃のわたし
今は
その時代のわたし自身を
褒めてあげたいくらいだ
そんな二極化で
セカイがすべて語れるほど
この宇宙も
セカイも単純な歴史を
持っているわけではない
だからこそ
生き方だけは
シンプルで在りたいと
想うのだろう
さて
今朝ひさしぶりに
飛び出たカード
吊るされた男だが
なぜタイムリーと感じたか
それは
このカードの男は
吊るされながらも
光を掴んでいることだ
解りやすく言うなら
絶望的な状況でありながらも
未来という希望を
持ち続けているということ
今セカイのあちこちで
見せられている
現実という名の茶番劇場
流れてくる情報や噂話を
鵜呑みにして
自ら調べることもせず
起きている現実と
逃げずに向き合うことを
諦めてしまったかのような
吊るされた男
それでも
男は生きることを
望んでいるのだ
まるで自らの意思を
封印したかのように
差し出された
甘い罠にかかり
支配層に屈服するしか
生きる方法を
探せなかったのだろうか
そんな無力感が
漂う吊るされた男なのだが
「生きたい!
やりたいことは
まだまだある」
そうなのだ
あれもこれも
生命あればこその
夢や希望なのだ
だが男は自ら
男自身を解放させる
意志を持つ必要がある
そもそも男は
何によって逆さに
吊るされているのだろう
そして誰が何のために
男を吊るし続けているのか
もう真実に氣付く時は
過ぎているのだ
けして難しいことではない
茶番劇場の奴隷役から
自ら降りればいいだけだ
わたしたちは
すでに支配層の作り出した
システム社会を
壊して自由で在ることを
自覚していく必要がある
もう嘘で固められた
偽りのセカイは終わったのだ
吊るされた男は
自らの足で立ち上がり
次なる未来への道へ
その第一歩を
踏み出せばいいだけ
タロットカードにおける
カードの逆位置こそ
すべてを反転させる
希望に満ち溢れたセカイを
意味するものだろう
わずかに光り輝く
希望という名の命綱は
男自身が最後まで
手放すことがなかった
自由への願いと意思だ
ここでカードを
くるり
逆にすると
このセカイは見事に
反転していく
ヨノナカ
すべて創造と意志によって
顕在化されている
みな誰もが
自由自在な存在だと
自らが氣付き目覚めれば
セカイは
あらゆることが
加速していくだろう
不要な想念が外れた今
わたしたちは
もっともっと軽やかに
生きることを
愉しめるのだから

