千葉県庁 合格体験記 A君 | 公務員試験合格・内定のためのデータベース

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・志望動機

広域自治体にて、県が抱える問題に広く対処したいと思ったためです。また、千葉出身なので、生まれ育った場所で働きたい思いを常に持っていました。




・勉強を振りかえって

とにかく長かったです。3年次の4月から始めて、1年と4か月も勉強していたので、早く解放されたい思いで頑張っていました。筆記試験は科目が多く、早い段階で科目の習熟度に差がついてしまったため、国家系の試験に全滅するなど、今思えば非常に危険な勉強法をしていたな、と思います。バランス良く勉強していた人は多くの試験に合格していました。また、面接試験対策が思った以上に辛かったです。何度もつらい時期があり、諦めようとも思いましたが、粘り強く勉強を続けていたら合格できたという感じがします。




CSSでの受講を決めた理由

予備校を探していたころ、CSS前で鈴木先生に呼び止められたのがきっかけです。先生方の人柄や、校内の和やかな雰囲気などから、勉強するならここしかない!と思い、入校しました。




・学習モチベーションの維持について

毎日辛い勉強をし続けるためには、モチベーションの維持が非常に大切です。そのために、私は必ず得意科目から始め、良いイメージを付けてから他の科目に移るようにしていました。また、休憩時間を作り、友達と会話したり、近くのバッティングセンターに行ったりと、定期的に息抜きをしていました。




・スランプ脱出法


特に年末から、不安に押しつぶされることが多くなってきます。勉強が間に合わないんじゃないか、このままじゃ絶対落ちる、と悩み、死にそうな顔をしている人が非常に多いです。みんなそうなのです。そんな時は大体勉強なんて出来るものではないので、思い切って23日休みを取り、旅行に行ったりしてもいいんじゃないでしょうか。また、悩みを先生や仲間、チューターにぶちまけるのも良いです。だいぶ気持ちが軽くなりましたから。




・教養科目の学習方法・教養択一対策

どの試験でも逃れることが出来ない教養科目。やらないと非常にヤバいです。ただ、出る範囲もある程度限られている上、高校を通して学んでいる科目もいくつかあるので、それほどビビる必要はございません。文章理解、数的処理は特に重要です。この2つで教養試験の半分程が占められています。つまり、この2つが出来る人は、それほど試験に受かるということです。数的処理に関しては、苦手な人がとても多いので、苦手に感じても大丈夫!(私もそうでした)最低限、典型論点や出やすい分野は解けるようにするなど、各自作戦を立てて挑んでください。意外となんとかなります。文章理解はとにかく演習です。何日かサボると感覚を忘れてしまうので、国英11題ずつは解くようにしてください。苦手な人は10月から。得意な人でも12月から。その他暗記系科目についても、とにかく演習です。同じテキストを何度も繰り返して覚えましょう。理系文系によって苦手な科目もあると思いますが、計算などもあまりなく、それほど深く勉強することもないので、所詮すべて暗記です。年明けまでに頻出問題だけでも1周しておくと、「ああ、こんなもんか」と思うはずです。時事問題に関しては、すべての試験で4~6問くらい出されているので、速攻の時事で対策しましょう。社会科学や国際関係などと絡めて出されることも多いので、広く勉強しておく必要があります。




・専門科目の学習方法・専門択一対策

専門科目に関しては、反省点しかございません。ぜひ、反面教師として役立ててください。法律科目は10月くらいからスー過去を始め、(10月スタートは遅い)年内に1周半しました。(早い人や国家志望の人は既に3)年明けから教養、専門論文が始まり、どんどん忘れていきます。都庁後から再開するも、面接対策に追われ、択一対策する時間が取れなくなります。(面接時期は総じて択一がおろそかになる)試験時期が近付くにつれ、次第に開き直り、簡単な範囲の問題しか見なくなり、試験にて、撃沈。経済科目はもっとひどいです。スー過去の問題の難解さにビビり、11月半ばまで放置。さすがにまずいと感じ、DVDやらくらくミクロ、マクロで年明けまで演習しました。2月の模試で11/40という絶望的な点数を取り、死にそうな顔でスー過去開始。1月で2周ずつ行い、基礎をつけ、以下法律科目と同様。つまり、早くから手を付けろってことです!経済は、公式覚えたらすらすら出来ます!ビビったら負け。労働法は4月以降からやりました。おいしい科目なのでおススメ。




・教養論文対策

授業を聞き、基本的な構成を覚えたうえで何度も練習し、先生方に添削してもらいました。仲間同士同じテーマで演習し、互いに添削しあうということもよく行っていました。型が出来ると安定します。




・専門記述対策


都庁で必要だったので、OBの方が残した資料を基に早めに対策を始めました。一人で覚えるのは無理だと思ったため、何人かで集まって、構成を暗記して暗誦するトレーニングを行いました。100論点近く必要なので、当初は絶対無理だろコレって思っていたのですが、案外覚えられます。そして覚えたものが本番で結構出てきます。国税でも必要だったのですが、燃え尽きて全然やらなかったのは内緒です。




・面接対策

基本的な動作から、声のトーン、目線などを含め、20回近く練習しました。初めは変にオリジナリティを出さずに型を作るようにしました。型が出来てから、「作った感」を取り去れば、見栄えがします。20回もこなすとだんだん作業になりがちですが、1回毎に推敲を重ねられる人は非常にうまかったです。内容も、自分がやりたい分野や面接先のデータ、求めていることについて研究を重ねてください。面接道場も常に活用していました。という訳で、公務員試験は筆記に目が行きがちですが、面接対策も非常にしんどいです。あなどることなかれ!




・官庁訪問対策

出来ませんでした。「官庁訪問行ったー」って言うと、なんかかっこいいので、皆様ぜひ筆記突破目指して頑張ってください。結構周りが受かっていたので、自分だけ留守番はさみしかったです。




・内定先対策について

面接試験においては、千葉県の特色ややりたい分野、部署などを調べました。集団討論も必要だったので、数をこなして場慣れするよう心掛けました。基本は面接練習!





・併願について

1志望が都庁だったので、教養科目を軸に勉強していました。そのため、専門科目がおろそかになり、選択肢が非常に狭くなってしまいました。しかし、県庁は専門科目に傾斜がかからないため、教養の点数で運良く押し切れたのかな、と思います。(専門もしっかりやろう!) 市役所も通過したので、地方公務員を目指している人は、とりわけ教養を頑張る必要があると思います。




・受験生へメッセージ

長く苦しい公務員試験ですが、CSS自慢のチームワークで乗り切ってください!CSSには合格するためのノウハウが詰まっています。活用できるものは全て使い、役立ててください。勉強は慣れです。最初こそ苦しいですが、壁を越えたらそうでもありません。どうせなら早めに越えたほうが楽なのです。どうせ全科目やらねばならないのなら、早めに始めて楽しませんか?最後に、1年と4ヶ月もの間、支えてくださった仲間や先生方に、この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございました。