民法の学習法 (合格者のアドバイス) | 公務員試験合格・内定のためのデータベース

公務員試験合格・内定のためのデータベース

CSS公務員セミナーのコンテンツの中から公務員試験の合格・内定のために必要な情報を集めたコンテンツです。
CSS公務員セミナーの公務員試験内定率90%以上の合格・内定の方法と各種情報をお伝えします。

 民法はⅠ、Ⅱの2つに分かれていることからもわかるように、憲法・行政法と比べると覚えなければならない量も、そして難易度も格段に高いと言われています。受験生の中には民法をまるまる切ってしまう人やⅡを切ってしまう人が多くいるというのが公務員試験の現実です。つまり、民法をしっかりと勉強して得意科目にできれば、ボーダーラインをうろちょろしている受験生と大きな差をつけることが出来るのです。


 多くの受験生が民法をそこまで苦手とする理由はなんでしょうか。もちろん必要とされる知識の多さもありますが、私は、なにより民法を憲法・行政法のノリでやってしまうからだと思います。憲法と行政法は、A→Bが正しいところがA→Cと出題され、その間違いを見つけるだけの単純作業です。しかし、民法は出題される事例を見て、論点を探して、それに関する条文の知識を当てはめるという作業が必要とされます。全く同じ事例はまず出題されません。個別の問題の結論を暗記するのではなく、最低限の条文・判例知識をつけた上で、論点を抽出する作業とそれに条文の知識を当てはめる練習をしてください。


 イメージとしては、暗記で済む憲法・行政法よりも理解を必要とする経済に近い感じです。問題を解く際は、事例の状況を整理するために図を書くと良いと思います。


CSS合格者作成「公務員試験合格虎の巻」より