HTMLで作成するホームページの大半は、CSSを活用して作られています。
だいたい、HTML自体が多くのホームページに使われている限度なので、
要するに、この世にあるホームページには、
大体CSSが組み込まれているということになります。
これは、CSSがCSS2、CSS3と進化していく中でも、変わりはありません。
そこまで普及する背景には、その利便性、つまりメリットがあります。
CSSを使用する上での最大のメリットは、
既に言及してある通り「手間が掛からない」という点ですね。
たとえば、リンクの一切ない、
1ページだけのホームページを作る場合であれば、CSSを組み込む必要はないでしょう。
そのページだけをHTMLで作るのには、そこまで時間はかかりません。
ですが、これが2ページ、3ページ…と
増加して行いくと、その量に比例してCSSのありがたみが増してきます。
ベースとなるデザイン、レイアウトを作ることで、
その全部のページに共通する「決まりこと」を、CSSで指定できるからです。
これによって、
背景となる画像、フォントの種類や文字の大きさ、行間など、色々なことが統一されます。
また、ひとつのページだけ背景を変えたいという場合なども、臨機応変に対応可能です。
CSSは、柔軟性にも富んでいるのです。
そして、たとえ1ページのホームページにでも、CSSを採用するメリットはあります。
HTMLだけでは不可能なデザインを、CSSを使えば再現できるという面です。
これはとくに、CSS3のような進化したバージョンであればある程、大きくなるメリットです。