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CSR研究会

サイバーエージェントのCSRについて考える会になります。


こんばんは、CSR研究会の鳥羽です。


今回は、自分の目線で、
CSRについて想うことを書きたいとおもいます。


私は、日ごろ広報の仕事をしています。
CSR活動を広報部門で担っている企業も多く、
私自身、実際にこれまでの広報の仕事の中で、CSRとも定義しうる
いくつかの社会的な取り組みに関わってきました。


一部ですが、過去にはこんな取り組みも・・

■「Ameba」×『100UMBRELLAS』
2007年12月 ビニール傘によるゴミ問題を訴える渋谷交差点でのインスタレーション
http://content.ameba.jp/100umbrellas/
http://www.shibukei.com/headline/4878/


■LIFE311×「ピグライフ」
2012年1月 被災地支援のため「ピグライフ」仮想アイテムを通した募金プロジェクト
http://pigg-life.ameba.jp/life311/
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120111/trd12011118260009-n1.htm


しかしながら、これまで企業として明確に私たちが取り組むべき
CSRというものを定義しておらず、いつか、サイバーエージェントだからこそ、
というようなCSRの形を見出せれば、そして、そのプロセスに関われればと長年思ってきました。

そして、いま、ワーキンググループが立ち上がり、
こうしてメンバーとして参加し、議論できていることをすごくうれしく思っています。

個人的にも熱い想いを持っていたものの、いざ、当社として取り組むCSRって?
と考えると非常に難しいもので、あまたある選択肢やテーマの中から、これだ、というものを選び決断するというのはなかなかハードです。汗



まさに議論と悩みの最中ですが、
ここでは、個人的にとても感銘を受けている他社の取り組みを紹介します。


それは、Googleの「Googleインパクトチャレンジ」です。
http://www.google.org/global-impact-awards/


これは、日本国内の非営利団体を対象にした支援プロジェクトで、
テクノロジーを活用して社会を変えるアイデアを募集し、審査で選ばれた上位4組には
5000万円の助成金と同社社員による技術サポートを提供するというものです。
昨年の11月からアイディアを募集しており、現在は審査期間、審査員の審議後は
一般投票が行われ決定するそうです。

本プロジェクトは、すでに英国、米国、インド、ブラジル、オーストラリアの5カ国で
実施されており、日本は6カ国目とのこと。

Googleはグローバル企業ですので、さすがスケールが大きいなという印象ですが、
やはり、「テクノロジーを通じてより良い世界を実現する」という企業として軸となる
大きなメッセージがとてもよく伝わってきます。

参考)
http://www.google.com/intl/ja_jp/about/careers/lifeatgoogle/google-giving-global-impact-awards.html


また、助成金だけではなく、社員が持つ技術や時間を提供している、
という点も共感しました。企業としてこのような取り組みを行い、社員が何かしらの形で
参加できる環境があることに対して、社員自身も誇りに思っているのではないかと感じました。


個人的な意見ですが、当社でも、社員ひとりひとりが参加できて、
みなが誇りに思えるようなCSRの形を作ればいいなと考えています。