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NZX-S2500クランクシャフト専用加工機に見る儲かる町工場

倍働くと倍稼げるはずですよね。

  

「倍働いて人並みにしか稼げないのなら経営者が無能な証拠だ!」

 

という記事を見た事があります。

 

「上から目線で物を言うな!」という苛立ちからの反論は、

 

儲からない辛酸を舐め続けてきた私には理解できます。

  

でも、上記記事の本質はそこにはないのです。

 

 

世の中には他人様よりもほんの少し多目に働いて、

 

他人様よりも数倍も稼ぐ強者がいます。

  

大手ならもちろんだが、町工場でも、確実に存在しますよ。

  

存在するのなら自社だってなれる可能性がある。

  

私はそう考えます。

  

   
私が2015年のDMG森精機切削加工ドリームコンテスト表彰式前に、

 

ショールーム(GHQ)を見学させていただいた時の事ですが、

  

多分皆さんが見逃していたであろう地味な工作機械を見掛けました。

 

何かというと、クランクシャフトを一軸で削る専用の機械です。

 

 

 

 

 

「俺には関係無いわ!」 

 

ほとんどの人がスルーするような地味~ぃな専用機です。

 

でも、これがなんと納期が半年以上待ちなんです。

 

※6000万とか言ってたような…。

 

そんな特殊な機械って誰が使うの?と思うでしょ??

 

もちろん誰が使うのなんか私にはわかりません。

 

聞いても教えてくれませんでした。

 

でも売れていると言う事は、

 

確実に存在するのですよ、その工作機械を使う工場が。

 

 

海外生産には流れないAランクの重要部品ですから、

  

国内町工場でも新規参入などまず無理です。

 

クランクシャフトは一例ですが、

 

長い年月に渡り信頼と自信を持って、

 

大企業にしっかり売り続けている町工場。

  

そんな特化したエリート的な町工場の社長が、

 

「情熱大陸」やら「カンブリア宮殿」やら「ガイヤの夜明け」なんかに

  

嬉しそうに出演しない事は確かです。

  

儲かっているので出る必要もありませんし、
   
出てしまうとエンドユーザー様からきっとクレームが来ることでしょう。

 

「黙って儲ける」とはそんなもん。

 

究極まで行くと宣伝なんかは不要。

 

 


例えば、潜水艦の軸受けその周辺部品は重要部品です。

 

騒音が命取りになるのが潜水艦だからです。

 

 

(画像はイメージ。潜水艦 シャフト 製造 で検索しても出てきませんわ。)

 

 

その部品を○○重工が全部作っていると思いますか?

 

間違いなく外注先の専門的な町工場も作っているはずです。

  

そんな町工場はTV取材や宣伝どころか名乗る事すら許されないはずです。

   

そのような町工場が儲かってないと思いますか?

  

「○○重工さんは値段が厳しいから…。」

  

などと困った顔で言いながら、

  

きっとシコタマ儲けているに違いありませんよ。

 

  
倍働いて倍稼げるのは当たり前。

  

でも、働く時間を少なくしながらも数倍稼げるようになりたいものです。

 

他人様よりほんの少し多目に働いて他人様よりも数倍稼ぐのが町工場の理想の姿。

 

町工場道の達人が実在するのは確かなようです。

 

実在するならそこに近づくことは可能なはず。

  

※ってか、昭和の時代には町工場ではごく当たり前の光景だったのでは?

  

 

稼いでこそ町工場!

 

町工場は人と人の繋がりがすべて

 


 

11月は毎年景気が良いのだが…

難しい案件が立て続けに来ております。

 

ご辞退しましたはずの案件も結局は受注しております。

 

はっきりと光学性能に自信が無いだとか、

 

精度保証が難しいとかわがままを言っても、

 

結果的にはご希望納期でお受けしています。

 

メーカー様からすればきっと消去法なんでしょうね。

 

もっと対応と愛想の良いところがあれば、

 

ウチなんかにはお願いされる事も無いのでしょう。

 

BestではなくBetterでのご選択と推測されます。

 

いずれBestでご選択いただけるように精進をいたします。

 

という訳で、お仕事が超山積でございます。

 

やはり11月は、3月に次ぐ年に2度目のピーク。

  

外注先様にお願い出来ない内容ばかりなのでどうしても山積になってしまう。

 

まあ、やるしかございません。

 

さて、栄養剤でも飲んで頑張るか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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日本工作機械工業会「目標1兆5500億円!」とその結果

2016.1.14(木)

日本工作機械工業会

13日、新年賀詞交歓会開催。今年も受注目標1兆5500億円に挑戦

 

会長花木義麿氏が新年賀詞交歓会で挨拶。

 

「2015年の工作機械受注額が1兆5000億円弱になる」と報告。

 

「2016年は受注目標額1兆5500億円越えに再挑戦する」

 

と意気込みを示すと会場からは大きなどよめきが起こった。

 

*****転載終了(一部抜粋)*****

 

念頭の賀詞交歓会のスピーチ。

 

もちろんそこに居なかった私もある意味どよめきました。

 

こう言うのを聞くと、

 

1929年のニューヨークタイムズの新年の社説を思い出すからです。

 

世界大恐慌を予想もせずに、バラ色の一年を予想する脳天気さに等しい。

 

 

 

 

で、今年の10月までの結果はこんな感じ。

 

単純に12ヶ月換算で1兆2500億円。

 

3000億円マイナスですよ!花木会長。

 

 

会長 花木義麿氏

 

 

明らかに景気は悪化している。

 

景気の良さは

 

投資 + 消費 の総額だから、

 

片側のファクターである投資が減っている。

 

…というだけではないのだ。

 

 

 

 

物価指数もピークを過ぎたようだ。

  

アベノミクスやら黒田バズーカやらで鼓舞してきたのにである。

 

確か前回は2007年ごろが景気のピーク。

 

物価指数もピークが2008年。

 

投資どころか消費も減っていくのか?

 

さて、どうなることだろう??

  

  

町工場も、

  

Webでの発信、イベント、プロジェクト、ワークショップなどで、

 

また、業界紙に取り上げてもらう事で、

 

不景気に風穴を開けようと試みてきた。

   

業績面ではその結果が大して出ているようには見えない。

 

元の業績どころかハンパなく売上が伸張した側と、

 

すでに諦めた側とは、

  

とっくにイチ抜けしているからだ。

 

※あと、静観している側も (ってか、冷ややかに見ている???)

 

 

次の不景気には何が飛び出してくるのか?

 

その迷走ぶりやコケっぷりを、

 

世の町工場ウオッチャー達は今から楽しみにしている事だろう。

 

 

…などと言われたくなかったら、

 

真面目に額に汗して働け!

 

 

町工場は人と人の繋がりがすべて

  

稼いでこそ町工場だ!