レンズ試作も求道だって話
当社はプラスチックレンズ試作が本業です。
プラスチックを削りますが、
ある意味、己の命も削っています。
と言うのは言い過ぎかもしれませんが、
一つの事を突き詰めていくのはやはり道と呼べるのかもしれません。
求道です。
「レンズ試作での天下布武」を清須城の出世太鼓を叩いて誓ってからというもの、
寝ても覚めてもレンズの精度向上を考え日々実践してきた。
それでも上には上が居る事を私は知っている。
ウチの実力なんてまだまだ。
習い事なら6級か7級くらいの物だろうか、いやいやまだその下か?。
どこの誰だったかレンズの面精度を上げるのに別付けのナカニシの高回転スピンドルで何とかしようとしているのを見て、
一刃送りを細かくしても他のファクターがダメなら精度向上どころか、
肝心の回転工具の消耗が極端早くなる。
つまり、工具形状の消耗で形状精度も表面粗さも悪化が早くなり逆効果なんです。
他人様の見当違いな努力を笑って見ているどころか、
自社の設備の足らない部分を安易に補おうとしている必死さに…
やっぱり指を指して大笑いするのでございます。
道を極めるには安い改造ではダメなんです。
回転数を上げるのなら、
回転軸の精度がダメなら刃物の先端の消耗は回転数の倍数の二乗の感覚だし、
またその悪条件により耐える工具が必要であり刃先の消耗の管理も厳格となる。
安い改造や安易なポジティブ思考でレンズの精度が上がるのなら私もやります。
それで済むのなら安上がりですからね。
つまり、設備に対する費用面での不退転の覚悟と、
出来ない事を出来るまでやり続ける
鈍くさいほどの粘り強い精神力が必要だと私は思っています。
道とは厳しいものです。
スポーツなんかは特にそう。
あのカーリング娘だって
プロ野球の日本ハムの選手だって、
寒さ厳しい大地で必死に"道"を極めているんですよ!
そう、北海道って道を!
あっ…。
すみません。。。
5%優良論と逆張りという方法
まず、こんな事言うと嫌われます。
それを覚悟で書かせていただきます。
世の中の5%が優良と呼ばれる側だとする。
…と、95%は”それなりに良い~ダメダメ”って事になる。
って事は、
世の中に発信されるほとんどが「真似するべからず集」となる。
つまり、及第点以上は無いって事。
だから、世の中に出てくる事の逆張りをしていれば、
95%はうまくいくって事!
そんな訳無いか…。
ポリカーボネイト (ポリカ) の透明カバーを歪み無く作る!
いつも、エエ加減な雰囲気が身に纏わりついている私ではございますが、
実はちゃんとお仕事も出来るんです。
これは昔の品物なんですが、
水中カメラ用のポリカーボネイトのカバーなんです。
切削品でございます。(多分もうええでしょ?と、特許出願者様に許可をいただいております)
ポリカの透明加工って難しいんです。
意外なほど硬くて強靭(ネバい)で透明に加工するには難切削材料です。
ご覧いただいたとおり反射の蛍光灯もキレイな映りだと思いますし、
透過の文字も歪み無くしっかりはっきり見えます。(フォトショ無しです)
当社では透明化技術と称する溶剤を付着させる事ことなどは一切しません。
切削と磨きだけで仕上げるからこんな鏡面化が可能になるのです。
レンズ製作で磨き上げた当社のレンズ試作技術の一例です。
この手のポリカーボネイト製のカバーの仕上がりに
ご不満を抱いておられる開発者様も多数いらっしゃるそうですが、
当社にご注文いただければ…
