年俸10億円超えの選手を借金までして応援するサポーターの謎
サッカーのワールドカップ。
毎回、借金してまで現地に行ったり、
会社を辞めてまで応援に人生を賭けるサポーターをマスコミがネタにします。
「日本代表、頑張れ!」
「俺たちがついてるぞ!」
……いやいや。
冷静に考えてみてください。
ピッチで必死に走り回っている代表選手たちは、
人一倍努力して実力を認められ、
海外のチームで何億いや何十億円という年俸を稼ぐ超一流です。
一方で、スタンドで声を枯らしているのは、
明日の生活費や仕事に大ピンチを抱えた一般人。
たとえ日本代表チームが優勝しても、
逆に速攻で負けて帰ってきても、
サポーターの皆さんの口座残高は1円も増えません。
(むしろ大赤字です)
なぜ、サッカーで頑張って稼いで金持ち側のはずの選手を、
比較にならないくらい頑張っていなくてお金が無い側の人が我が身を削って応援するのか?
本来、応援や支援って言葉って、
「余裕のある人が、困っている人を助ける」ものですよね。
完全に構造が逆転しています。
ついでに言うと、
「俺たちがついてるぞ!」
いやいやあんたがついてても日本代表チームの勝敗には一切関係はありません。
なぜ人は他人の人生にここまで熱狂してしまうのか。
一つの説として、
「自分の人生を頑張ることから逃げるため」
もしそうだとするとカタルシスを通り越して自分の人生への希望を諦めている、
という悲しい姿が浮かび上がります。
自分の人生を頑張るのは孤独で地道でしかも失敗したら自己責任。
でもアカの他人の代表チームや選手の応援なら、
勝てば自分のことのように絶頂を味わえて負けても自分はノーダメージです。
手軽に「激アツな人生のドラマ」に相乗りできる安全なチケットなんですね。
でも、試合が終わって翌朝目覚めたとき、
待っているのは相変わらず何も変わっていない自分の現実だけ。
他人の勝敗に一喜一憂してエネルギーを使い果たすくらいなら、
1ミリでも自分の仕事や生活を良くするために、
その熱量を使った方がよほど豊かになれます。
サポーターの皆さん。
「日本チーム頑張れ!」
その前に、
「お前の人生を頑張れや!」
……という、あまりにも残酷な逃げ道ゼロのお話でした。
まあ…もう終わってしまいましたけどね。
今日も自分の本分でしっかりと積み上げましょう!
