ゼークトはなぜ真面目な無能は今すぐ処刑しろと言ったのか?
1990年代頃の実用書でよく引用されていたので今更ですが、
有名なゼークトさんの軍の組織論のお話。
真面目で頭が良い=参謀にしろ!
なまけ者で頭が良い=前線指揮官にしろ!
なまけ者で頭が悪い=一般の兵にしろ!
真面目で頭が悪い=今すぐ処刑にしろ!
真面目で頭が悪い軍人は、
その勤勉さで間違った方法のまんま職務に一生懸命に励むから隊を全滅に導きます。
だから軍には不要だと言う意味。
前回書きました前向きな気持ちや考えも、
上手くゆく方向性と方法論にプラスして、
その勤勉な努力が一番大事。
前向きな気持ちや考えで、
間違った方向性と方法論での勤勉さではアカンのです。
=『真面目な無能は今すぐ銃殺にしろ』
前向きな気持ちや考えまでは立派でも、
具体的に何をするのか?
何を努力するのか?
特に私らものづくり屋はモノを作って納める仕事ですから、
当然のごとく具体性が大事です。
逆にその具体的な方法論が無い『何となくの前向きさ』=無能さ
ボヤ〜っと曖昧にそしてポジティブな印象で結果が伴わない。
これが今まで私が見てきた繰り返されるほとんどの失敗した事象の原因だと思います。
しかもその無能さを「それ無能やん!」と言う事さえ憚られるオーラを纏っていたらもう手の施しようもありません。
逆に違和感を言った側が悪者にされてしまいます。
だから反対意見も言い出せなくなります。
そうなるともう無能さを止める手立ては無くなります。
上手くいく方程式が無いまんま『何となくの前向きさ』で従業員さんや巻き込んだ参加者に時間とお金の無駄を強いる。
その結果はただ喪失感と絶望感しか残らない。
良くなると思ってやってきた事が「無意味だった」という結果はどんな立場でも勘弁して欲しいものです。
=『真面目な無能は今すぐ銃殺にしろ 』
私も従業員さんから無能と呼ばれないように頑張ります♪