「願って叶うなら日々の労苦は要らん」の意味とは?
映画"武蔵"の本筋とは無関係なワンシーン。
「願って叶うなら日々の労苦は要らん」
お寺に寄進するよりも現実的にお金を遣え!
というストーリー内の政治批判の台詞なんですが。
んんっ?これってかなりの名言ですよ。
さて、ナポレオン・ヒルは世間的に名著とかベストセラー扱いとかにされてる、
『思考は現実化する』
読んだ方も多いことでしょう。
これって考えてみれば、
本日のお題「願って叶うなら日々の労苦は要らん」の対局ですね。
実はこのナポレオン・ヒルって人物は経歴詐称はもちろんのこと根っからの詐話師で、
しかも詐欺師でもあり何度も事業失敗を繰り返しているサイコ野郎。
今のSNSの時代ならショーンKさんと同じくホラッチョ・ヒルとしてネタにされているような人物でしょう。
世の中の95%側の人は今でも良い事が書いてあると信じているんですよ。
無分別に。
しかも情報伝達の遅いほぼ一世紀前なら通用したホラ話なのにね。
例えば現在の経営者さんが、
ショーンKさんとか大塚久美子さんにコンサル頼みます?
頼みませんよね??
それと何が違うのかな???
前回のブログも書きました天下の"任天堂"さん。
運を天に任せるから任天堂。
でも、ただの運任せ(うんまかせ)なのではありません。
文字通りの”人事を尽くして天命を待つ”状態の事。
それはやるべき事をやり尽くしもう何もやる事がないので、
あとは天から下される結果を待つ状態。
そこまでもうやれる事をやり尽くしているんですね。
成功企業と言われていますがそれでも結果は、
「一勝一敗を繰り返している」
とか評価されてたりなんかしてます。
言葉を唱えて強い想いで願いが叶うのなら、
受験生の全員が東大に入れるはずで苦労は要りません。
あの一柳展也さんも金属バットをブン回して刑務所に行く事も無かったのでしょう。
また、永田洋子さんも仲間を総括する事もなくグループみんな仲良く日本に革命が起こせた事でしょう。
日本人全体としてなら、
「日本が勝つ為には『日本が負ける』などと口にするな!」
大日本帝国臣民の願いも虚しく結果は焼け野原にされて日本はボロ負け。
サッカーファンなら、
スタンド一丸となってサッカー日本代表の勝利を信じて応援しても、
W杯優勝は未経験。
前向きな言葉には前向きな人が集まる。
前向きな人が集まる所には良い空気が集まるとか。
そして良い人の集まりが成功と言う結果を生み出すとか。
そういうのを公言している人でうまくいった人を見た記憶が寡聞ながら私にはございません。
上手くゆく方向性とその努力が一番大事なんです。
間違った方向性での前向きな気持ちではアカンのです。
過去には、
前向きなポンジスキームのオレンジ共済とカモにされた出資者達。
(名前は出さんが)今も蔓延るネズミ講紛いのネットワークビジネスのパーティーの空気感。
無能ビジネスコンサルタントに洗脳されたベンチャー企業と社員さんとか。
※中小製造業とかの話をすると角が立つのでヤメときますね。
明るい空気の仲間が生み出す暗い結果ってのが日常に見る風景のように思いますがいかがでしょうか?
「願って叶うなら日々の労苦は要らん」
まったくそのとおりで、
我々ものづくり屋は口だけや強い願いだけではモノは作れません。
当たり前ですが頭を使い手を動かさないとモノは作れません。
それに”より良い物を作り上げたい”という想いはもちろん必須です。
今日も私の本分である"ものづくり"を頑張ります♪