斎藤知事の失態はもう事件と呼んでも良いくらい
兵庫県の斎藤知事。
知事は特別職の公務員です。
公務員は営利を目的とせず、
国や地域全体のために働くことが使命です。
公務員とは一般的に"公僕"と呼ばれる存在です。
私は一年とちょっとの間ですが国家公務員をやってました。
研修所で「服務」という学科を習います。
「服務」で何を習うか?
一番の基本はやはり"公務員は公僕である"という事なんです。
さてその特別職の"公僕"であるはずの斎藤知事。
今更なんですがマスコミの一方的な報道だけでなく功績を直視しろ!
とか言う無知蒙昧な有権者や後援者が存在するようですが、
公約を掲げて当選した知事に功績があるのが当たり前で、
公務員の「服務」の基本である"公僕"とは逆の、
"私利私欲"を表に出した時点でアウトなんですね。
特別職の公務員である知事選の候補が選挙演説で、
「私、斎藤は皆様の為に頑張ってまいります」
と言うはずです。
「私、斎藤は"私利私欲"の為に頑張ってまいります」
なんて言うと当選もおぼつきませんよね。
公僕が私利私欲を表に出した時点でアウトとは簡単に言い過ぎですがそういう意味です。
辞任の理由でよくある収賄も女性問題も問題発言も全て私的な問題ですから、
百条委員会での私的行為の認否よりも事実認定だけで辞任理由としてはもう十分なはずです。
あと、「憲政の常道」という言葉があります。
本来の意味とは違いますが、
まあ広義の「デモクラシーの基本的な流れを遵守しろ!」という事です。
憲政とは違うのですが県政は憲政に準ずると考えてください。
県議会から多数決で!どころか100%の県議会からの不信任案の議決という完全試合(パーフェクトゲーム)を達成したのなら、
斎藤元知事は絶対に次の出直し選挙に出てはいけません。
なぜなら有権者の代表である県議会議員"全員"からの不信任ですから、
間接的ですはありますがやはり有権者"全員"からの、
「やっぱお前ダメだわ。知事失格!」
という否定の意思(神の声)と受け取らなければなりません。
出直し選挙出馬はルール上は可能でも失格者として次のゲーム参加してはいけないという事です。(そこは泉元明石市長とは違う)
いつも例に上げるおまけです。
都合よく嘘つく人の特徴。

まあ、この手の人相は、
自己プロデュース力(都合良く嘘で繕う力)が高く高い地位まで上ってくるタイプなんで、
控えめにやってりゃ成功するタイプなんですけど。

まあともかく、
この傾向の顔は基本的に信用してはいけません。
もうええ加減にわかったやろ?