中国当局とやり方が似ている町工場の経営者の手法
世界の経済をリードしているはずの中国の経済統計が怪しい!
先日このブログでそのように書きましたが、
出してくる「数字が怪しい」だけならまだしも、
「数字を出さなくなる」ってのは、
「数字が悪い」どころか「悪過ぎる」のでしょうね。
でも、当の中国は「景気が悪化している」とは言い出さない。
まあ詐欺師が自分の事を「嘘ついてまあす♡」とは言わないのは自明の理。
世の中とはだいたいそんなもんでございます。
さて、また「コイツは他社様の事ばかり言いやがって」などと言う無かれ。
本気(と書いてホンキ)の警鐘です。
日本の中小ものづくりをリードしていると紹介されている経営者さんを、
NHKやらテレ東系なんかでたまに見かけたりします。
日本の小零細ものづくり企業の代表としての語り部の姿勢に、
「本業忙しいはずなのにこんな大してお金にもならん事にご苦労さんなこって…」とかといつも感謝いたしております。
ただ、日本の小零細ものづくり企業の顔を自認するのなら、
「数字を隠してまでってのはどうなんですか?」
なんていつも私は思うんですよ。
「経営のディスクロージャー」や「本業の公明正大さ」。
これが期待される経営者の本来の姿でしょ?
帝国データバンクとか東京商工リサーチの数字を確認してはそんな事を思います。
日本の中小ものづくりのリーダーを気取るなら、
コロナ前の2019年の決算以降の経営の数字を上げていなかったり、
(一例:最終の決算収録が2019年ってこのパターン、意外と多いです。更新は2023年とありますが2019年から更新無しって意味です)
かなり大雑把に経営の数字を丸めて良さそうに見せたり、
嘘とは言いませんが、
そういった誤魔化してまで自分を良く見せようとかしないで欲しいんです。
他人様へ発信する側として襟を正していただきたいと思っております。
ってか、他人様の前で語る資格が有ると本気で思っているのか?!
この人って弱者枠なのか?
それとも成功者枠なのか?
どっちやねん?
何だかポジションがボヤけているように感じる事が多いようにも思います。
さて、別の経営者様からのご意見ですが、
「苦境の中小製造業の経営者の立場で語るのですからそれで良いのでは?」
なんてのもございますけどね。
えっ?やっぱそれ何か違うやろ!
まあ私は黙って儲けるよう努力いたします。
いや何年も前から同じ事書いている気もしますけど。