ヤマトのキルレシオは 無限大 対 1くらいか?
松本零士さんがお亡くなりになりました。
ご冥福をお祈りいたします。
さて、私は理不尽な物事は苦手です。
宇宙戦艦ヤマトがある日を境に嫌いになった。
その目に余る理不尽さに憤慨したからです。
まずそれは"主人公不滅の法則"と申しましょうか?
ヤマトの圧倒的なキルレシオに気づき馬鹿らしくなったから。
何しかヤマトの主砲のビーム一本だけで纏めて2〜3隻仕留めるのに対して、
ヤマトはビーム直撃を受けてもいつもかすり傷。
それに大破してもう廃艦にした方がマシなボロボロの状態でも、
何故か?次の週には修理が完了している。
大規模な補修なのにドック不要で艦内の端材で補修しているのだろうか?
いつもブリッジで首脳陣の一人として多忙を極めているはずの真田さん。
ヤマトが危機に瀕した際には、
「こんな時の為に開発してました…」
と、何やらドラえもんのポケットから取り出したような便利な武器を出してくる。
いや!あんたそんな本格的なもの開発している暇なんぞ無かったはずやろ!
と、あまりのご都合主義に嫌気が指して松本零士さんの作品は見なくなったのでした。
※ヤマトは西崎義展さんの作品という話もございますが…。
こうして松本零士さんをすっかり忘れていた頃、
降って湧いたような槇原敬之さんとの銀河鉄道999裁判。
松本零士さんが、
「私が大事にしてきた言葉を盗用しただろ!?」(夢は何とかかんとかという文言)
それに対して、
『その前に"銀河鉄道"ってあんたが宮沢賢治作品からパクってるやん!』
松本零士さんのファンにはたいへん申し訳ないのですが、
『槇原敬之ほどの才能がわざわざパクったりしないだろ?』
近田春夫さんの言葉が一番的を射ているように思います。(もちろん裁判では松本零士さんが劣勢でした)
「晩節を汚さず」
肝に銘じたいと思います。
というほどの何者でもありませんが、私は…。