お金が集まらない所には仕事も集まらない
先日なんですが、
とある場所でお会いしたものづくり屋の経営者さんが、
この5年で売上高が倍増、
売上高が毎年平均で3億円ずつ伸びているとおっしゃっていました。
メインのお取引先様が、
東京エレクトロンとその関連会社との事。
東京エレクトロンと言えば今や日本国内でも優良企業の一つとして知られています。
かなり稼いで儲けている企業さんですが一般の方の知名度は低いかもしれません。
何しか高額な時間帯であるゴールデンタイムに知名度アップの企業CMをしているくらいですから。
一般に知られていようがいまいが勢いのある会社にはお金が集まる。
お金の集まるところでお仕事をすれば稼げる訳です。
当たり前ってか確かなようですね。
昔、関西中心のDJ”谷口キヨコ”さんがラジオだけのお仕事からTVのお仕事もするようになったら、
毎月の振り込まれているギャラを見て、
「振込額が間違っているんとちゃうか?」
と思ったとか。
博多 大吉・花丸さんも九州から東京に進出したら、
こちらも月のギャラの振込額を見て目ん玉が飛び出るほど驚いたとか。
これも、
ラジオ → TV
地方の番組 → 全国放送
この違いはお金が集まるケタが違うと言う事なんです。
いつも私が注目しております工作機械受注統計の毎月の推移なんですが、
どうやら”ダウントレンド”のようでございます。
工作機械受注統計 ≒ 景気動向
とお考えください。
※どういう訳かDI値よりも景況感のズレが少ないです。
これからどんどん景気が悪くなるのでしょう。(ピークは2022年の3月あたりだったようです)
東京エレクトロン様が今後の半導体関連の状況でどうなるのかはわかりませんが、
確実に言える事は、
お金の集まるところでお仕事をする事。
それを第一とする事。
その逆は、
お金の集まらない所に固執して価格競争で勝ち残ろうとする事。
答えは明確です。
ただ、どうやって?
…そこが難しい問題なんですけどね。
町工場は人と人の繋がりがすべて