毎年恒例になりましたサークルさんのものづくり屋としてのチャレンジ。
DMG森精機切削加工ドリームコンテスト2022に"出品"しました。
まずは産業部品加工部門。
Panasonic社製 導光棒。
もちろん、パナソニック社様の稟議と特許をお持ちの設計者様からの「出品してええよ!」のお墨付きを快くいただいております。
受託加工時と同じく配光特性が確認出来る精度レベルに仕上げております。
追記)金賞を受賞しました。
続きまして試作テスト加工部品部門。
ケースの中の円柱は土台です。
これでは何かわからないですね。
拡大してみましょう。
直径1ミリの球体に直径0.06mmの足を付けて直径20ミリの台から浮かせています。
サイズもサイズですが、球体がかなりキレイな仕上がりだと思います。
しかも、アクリルを折る事なく一体物で加工しています。
面精度はSR0.5mmに対してPV値0.5ミクロンくらいです。(但し三鷹光器NH-3で測れる角度までの保証)
追記)銀賞を受賞しました。
そして最後は今回4連覇が掛かっております造形部門。
キリシマミドリシジミと言う蝶をアクリルで昆虫標本風に製作しました。
透明感のある無色の蝶の加工品なのですが、
一定の角度から光を当てて見てみると、
画像のように羽に色が現れます。
表面に微細加工を施す技術があるから可能な訳ですが、
普段のリニアフレネルレンズ加工で培っただけの事です。
追記)金賞を受賞しました。
以上、今年もDMG森精機切削加工ドリームコンテスト2022に"出品"しました。(あっ8月に…)
というそれだけのお話でした。