文言の裏を取れば3倍真実が見える? | サークルさんのブログ

文言の裏を取れば3倍真実が見える?

いつも町工場の評価の件で言っていますが、

情報はしっかりと取って間違いなく判断しないといけません。
 
町工場の話とは違いますが、

情報とイメージと実情の乖離のわかりやすい例としてこんなお話を。
 
ある育毛剤のお話です。
 
生まれたてのヒヨコの毛がフサフサなのは卵の成分がどうのって、

人間の発毛と関係無いと私は思うのですが、
 
もっともらしいイメージCMで育毛薬を売るとは商売上手。

商売のやり方は自由でありまた自己責任です。



スマホ広告で、
 
「あの明治薬品」が監修!
 
"あの"明治薬品とは?
 
明治製菓とか明治乳業の明治ホールディングスとは無関係。



この明治薬品とはなんと!

 

その育毛剤のグループ企業なんです。(この自社の研究者の為に作ったのが博士ルーペですね)
 
あの!もクソも無いやん!!
 
まあ、ウソではありません。
 
明治ホールディングス傘下とも言ってません。
 
"あの"明治薬品の監修があっただけです。
 
だから文言にウソはありません。
 
あの明治グループだろうと思うのは読んだ人の勝手。
 

言葉は便利です。
 
例えば町工場の話なんかで、
 
「倒産寸前からの回復に成功!」
 
とかのお題で、
 
事情を知らん一般人相手に講演なんてのが今もあるそうですが、
 
確かに文言にウソはありません。
 
ただその言葉に恥ずかしさを感じるか?
 
恥ずかし気も無く堂々と人前で語るか?
 
人としての資質の問題です。

「倒産寸前からの回復に成功!」

って、それ成功の部類なの?
 
倒産免れただけならそれよくある話やん!