Whiteberryの夏祭りが夏ソング最高の曲という説
夕飯時にたまたまTVのチャンネルを替えたら、
元Whiteberryの前田有嬉さんが"夏祭り"を熱唱していた。
CDTV毎年恒例の夏ソングカウントダウン特集。
私は「夏の星座にぶら下がって上から花火を下ろす」
という、
地球外生命体にしか思いつかないような破壊的な歌詞のaikoの"花火"と、
このWhiteberryの"夏祭り"以上の夏ソングは無いと思っていますが、
"夏祭り"は60位くらいで、
"花火"は30位とか。
あれれ?
番組はまだやってますが、
私にとって思い入れなんぞビタイチ(これっぽっちも)無い"あいみょん"さんが、
オンタイムで熱唱っています。
その休憩時間の合間にこのブログを書いているのですが、
前田有嬉さんボーカルの"夏祭り"は夏ソングとしては最高の作品だと思っています。
原曲のジッタリンジンさんのコード進行は、
君の神の香り弾けた
浴衣姿まぶしすぎて
の部分でコードチェンジ無しのEmのまんま。
この飾らなさは自分達のたくさんあるうちの一曲としているプロのミュージシャンとしての心意気を感じます。
Whiteberryの"夏祭り"の場合は、
(Em)君の神の香り弾けた
(A)浴衣姿まぶしすぎて
とコードチェンジしています。
この小賢しいコードチェンジが、
かなり単調なメロディーにインパクトだけでは無く、
曲全体に切なさと若年の頃の甘酸っぱさを与え、
たどたどしい演奏の"Whiteberry"のあどけなさと、
あの前田有嬉さんの舌っ足らずな歌唱力が生み出したJ-POPでは夏ソングの最高傑作なのだと、
どこの誰からも聞いた記憶もございませんが、
Whiteberryさん達もその曲を越えることなくフェイドアウトなさった所を見れば、
偶然とは言え文字通りの最高作品なのだろうと思います。
知らんけど…。