鬼怒川温泉の廃虚から考える町工場の今後
土曜日は朝からいつもの高安山へ。
今回は近鉄電車を乗り継ぎ信貴山口駅からのスタート。
スポーツドリンク3リットルと半分凍らせた水を1リットルのすべてを消費しまして、

画像はヘトヘトの状態で河内山本駅で乗り換えを待っておりますところです。
大量に汗として水分が出た状態でその分の水分を補いますとそれで大丈夫かと言いますと、
身体はかなりしんどいです。
さて、その日のネットニュースで読んだ鬼怒川温泉廃墟の現実の記事。
廃墟と呼ばれている宿は、
バブル景気の前後に建てられて、
団体旅行で儲けていたらしい。
ところが世の中の好みが変化して、
団体旅行よりも個人旅行。
部屋も寝るだけの部屋ではなく、
よりラグジュアリー感あふれる部屋が好まれるようになる。
団体で大挙宿泊される時期に、
そんなラグジュアリー感溢れる部屋でカップルとか家族とかの少人数を相手にしても儲かる道理が無い。
時代の変化に対応しなかった。
これは明らかに経営方針のミスです。
『いつかまた、団体客で儲かる時代がもう一度来るに違いない』
その時が来る事も無く建物は寂れやがて倒産廃業を迎えたその姿が、
鬼怒川温泉の廃虚群という事になるのだろう。
さて、これを自分達ものづくり屋に置き換えて考えてみると…。
なんて事を考ながら山道を歩く訳です。
『何でも来い!』のキャパが大きい立派なものづくり屋さんと、
ウチのような『これしか出来ません』の小さなものづくり屋。
なんて事を考えていると、
星野リゾートのような大資本のより細部までマニュアル化しているものづくり屋さんもある訳でして、
まあ、自分のやり方で朽ち果てるまで頑張るしかないのだと。
自分も頑張ります♪
