サンフランシスコの光学展示会の打ち合わせでした
昨日は来年2月のSPIE Photonics West(フォトニクスウエスト)2023出展の打合せでした。
ご懇意いただいているレンズ金型メーカー様も初出展するという流れで、
いつもお世話になっております光学商社様との合同打合せでした。
「とりあえず海外で出展すれば何とかなるに違いない」
そんな”ナンチャッテ出展”のような浮っついた気持ちではございません。
本気で海外企業様の案件を獲得する為の営業活動です。
6年前から取り組んでおります。
2016年はオプト○ニクス社さんが取りまとめている
ジャパンパビリオンでのテーブルトップ出展。
見ていただいたとおり、
オプト○ニクス社さんの売上の為に詰め草にされたような柱の前の酷い場所。
こっちも威力偵察での出展でしたのでそんなに恨んではいませんが(笑)。
わずか数件ですが相談案件があり、
現地での私らの需要がある事は確認出来ました。
英語がさっぱりわからない私の弱点の補強として、
贅沢にも今は准教授になられた友人が通訳として付いてくれてました。
2017年。
本格的に3メートルの単独ブースを借りまして、
懇意の光学商社様に営業面と輸出等の面をお願い(ってか丸投げ)出来ることになりまして、
英語力の無さと海外案件の折衝という”難問”の解決(逃げる)事に成功いたしました。
と言いますか、
「面白そうなので是非手伝わせてください!」
光学商社社長様の男気のあるその一言から、
本格的に海外出展にチャレンジ出来るようになりました。
それがホンマのところです。
この年から何やかんやと海外企業様からはお仕事をいただけるようになりました。
2018年。
バックパネルを一新しましてより何屋なのかよりわかり易く、
また前回の出展経験から、
現状に即した(ネイティブな)英語表記に改めました。
ほぼ形になりましたかね。
海外案件の受注はさらに増えました。
納品しましたイスラエル企業様からお礼のイスラエルの風景写真集をいただきました。
最大限の感謝の意だそうです。
2019年。
ブース周りはあんまり変化無し。
ただ、国内案件の凹み掛けた売上をスペインのメーカー様からの大量受注で盛り返せました。
心から海外に出展して良かったと思いました。
2020年。
ちょうどコロナショック始まりのギリギリのタイミング。
既に中国企業はすべて出展取りやめで空ブースが目立つ異様な会場内でした。
この年はインテルさんとか何やかんやとお仕事をいただきまして、
コロナショックの売上減の中、
何やかんやとテコ入れが出来ました。
海外の展示会に出展なんて自分ひとりでは無理です。
自他共に認める友人の数が少ない私ですが、
肝心な部分で救いの手を差し伸べていただける人間関係のお陰さまで助かっております。
持論であります、
「小さい企業ほど展示会のリターンは大きい」
これを更に常識だと言われる範疇に持っていくよう努力いたします。
町工場は人と人の繋がりがすべて






