自称”モノづくり大国”とその現実-3「日本ブランドがブランドで無かった現実」
たまたま当社がプラスチックレンズ試作業者ですので、
誰もが知っているであろうニコンさんを例に挙げてみました。
こういう話って書いていても不愉快な気分になるので、
結論を急ぎさっさと終わらせます。
実際にカメラの技術ではミノルタの方が一枚上だと言われていた時期も有ったようですが、
一般的にはニコンが国内ブランドでは頭一つ上の扱いだったように思います。
ニコンの「ニッコール」にミノルタの「ロッコール」と憧れのカメラのレンズ。
カールツァイスやライカに追いつけ追い越せ!
日本の光学技術者の努力は凄まじいものに違いありません。
そして、大麦健康飲料のメッコール…はまったく関係ないのですが、
”t*コーティング”されたツァイスレンズには敵わないとマニアに言われたまんま、
日本製品が世界を席巻しているという事実だけで、
世界的ブランドになったと思い込んでいたのではないのか?
日本の光学メーカーはいくら最新技術では勝っていても、
カールツァイスのような世界的”ブランド”にはなれなかったんです。
…といった流れを雛形にして見てみれば、
今の日本のものづくりと製品が苦境に立っている理由が理解できるのかもしれません。
バブル期に流行ったパリコレ。
その後多くの日本のアパレルブランドが消えてしまったように、
日本人から見ての世界的ブランドへの道はまだまだ遠い…
否、どんどんと遠ざかって行ってるのかもしれません。
さて、どうすべきか?
難しい問題です。

