倒産の危険度が3倍もアップする町工場経営法 | サークルさんのブログ

倒産の危険度が3倍もアップする町工場経営法

ここんところ”新電力”の倒産が相次いでる。

 

一時期は新電力への乗り換えの営業電話が多かった。

 

(ウチの事務員さんが全部シャットアウトしてくれてましたが…)

 

それだけ雨後のタケノコのようにポコポコ起業したら、

 

過当競争により経営基盤が脆弱になるのは、

 

私ら町工場の経営者にもわかる事。

 

 

(画像は本文とは無関係です)

 

そして昨今の悪条件が重なる中、

 

更に新電力の会社の倒産が相次いでいる。

 

キレイなビジネスプランを描けるのはエリートさんに違いありません。

 

ただ、そのエリートさんに有りがちなパターンなんですが、

 

肝心な事に気づいていないんです。

   

「完璧な自分のビジネスプランと同様のプランを他のエリートさんも作っている事。」

 

つまりこの手の人のかなりの数は”全体が見えない”んですね。

 

 

(前にも書いた)ちょっと違う切り口なんですが、

 

昔の大蔵省のエリートさんの失敗にこんなのがありました。

 

当時、天皇在位60年の10万円記念硬貨を発表したら大人気。

 

引換券はあっという間に無くなるほどの大盛況でした。

 

そこで大蔵省エリートは考えた。

  

「これだけの大人気ならば2倍の発行にしよう!」

 

すべては国民の為、みんなが得をする。

 

結果から言うと引換券に当たった半分しか引き換えに来なかった。

  

大蔵省のエリートは「10万円記念硬貨に人気があるのだ」と思ったのだ。

 

買う側の庶民は『プレミアが付いたら高値で売れる』と思っていた。

 

だから、発行数が2倍になれば『誰が買うかよ!』となるのは当然。

 

”全体が見えない”とはそういうこと。

 

さて、町工場の経営者が居酒屋の隅での語り程度に聞いていただきたのですが、

 

①事業者数が毎年減少傾向にある→客観的に仕事が減っている

 

②赤字企業が増える傾向にある→仕事の単価が下がっている

 

③ほぼ毎年のものづくり補助金の実施→工作機械が増え供給側が飽和している

 

この3点を見てこの業種に投資すべきかどうか?

 

全体を見て考えればわかる話なんです。

 

倍々ゲームで売り上げて儲けているのならどんどん投資すべきです。

 

そうで無いのなら逆張りを考えないといけないはずです。

 

逆パターンで昨今の傾向から言うと、

 

”儲かっていないから廃業を考えている企業”をM&Aで束ねたり、

 

「箱を大きくしたら仕事が増える」とばかりに新社屋に大盤振る舞いしたり、

 

そういうのは企業の寿命を縮める行為なんですね。

 

頭が良い人ほど自説が完璧すぎて全体が見えない。

  

そんな事柄に私は気を付けたいと思っております。

 

なのでウチは不拡大路線で踏ん張っております。

 

 

町工場は人と人の繋がりがすべて