日本一のプラスチックレンズ試作専門業者の疑問。光学系レンズって何?何なの?
当社はプラスチックレンズ試作”専門業者”日本一です。
レンズ金型屋さんの(超精密加工から見ての)片手間でのプラスチックレンズ試作とか、
試作屋さんが溢れるほどのお仕事の中の一分野のプラスチックレンズ試作とかではなく
プラスチックレンズ試作品の製作を”専門”にしているのは当社一社だけだと思います。
”専門業者”が一社だけなら日本一ですからね。
まあ念のために「知らんけど」を追加しておきます。
さて、昔の話なんですが、
殺人的にクソ忙しくてアレもコレも手が回らなかったので、
とある『高精度レンズ試作が得意だ』と自称されています試作屋さんに、
恥を忍んでレンズの試作と測定を依頼しようと電話をしまして、
「高精度レンズがお得意だとWebページに書いておられましたが、
実際には精度と表面粗さはどれくらいになりますか?」
と尋ねましたところ、
『当社では”光学系のレンズ”はやっていません』
と、素のまんまで回答されました。
光学系とは、
例えば、光源からレンズ、ミラー、プリズム、導光体などを組み合わせた一つの目的を持ったもの。
その光源からの光を対象面に照射するものを照射光学系とか照明光学系、
他には望遠鏡や顕微鏡等の像をつくるものを結像光学系、
照度センサー等の光源の光を集めるものを集光光学系と言いますが、
その彼が言った”光学系”は、
『○○系みたいなぁ…』的な肉食系とか草食系とかと変わらんような使い方で、
本来の用法からはかけ離れた世の中的には存在しない言葉なんです。
私はその『シロウト』くさい言葉ですべてを理解しました。
そして「この忙しいのに…」という残身で電話を切られてしまいました。
それからはどれだけ忙しくとも二度と他社様へは相談しなくなりました。
カタログ撮影用途や温度試験用途や光学面以外の本体加工を、
ご懇意の試作業者様に頼み込んで製作していただいておりますが、
高精度レンズの試作に関しては専用の設備が必要ですので、
時間が掛かっても当社で完遂するしかございません。
さて、この2月も約1/4を経過ですが予定表はええ感じで
(月平均くらい)積み上がって言っております。
”忙しい”とは”心を亡くす”と書くので、
”忙しい”とは言わないのが経営者としての心得らしいですが、
うちは例年のごとく忙しくさせていただいております。
「さあ、どんどん心を亡くすぜ!見てろよポジティブ思考の野郎たち!!」
更に心を亡くす3月に向けてテンションを上げてまいります。
※そして、暇な新年度の4月に魂が抜け殻になります。
町工場は人と人の繋がりすべて
(…ってか、繋がりの話なんて書いてないやん!)
