微細なレンズの製作
さっきなんですが、
やっと微細なレンズの切削加工が終わりました。
微細って言っても1mm角なので大したことは無いのですが、
その1mm角の中にまた小さなレンズを並べてあるレンズアレイという形状でして、
まあほとんど”工作機械の性能と刃物の形状精度”頼りの加工です。
…とか言っていると本当に
”工作機械の性能と刃物の形状精度頼りのどこにでもある加工屋”
だとか思う人がいるようですが、
実際にそうなんだから仕方がございません。
(サイズは違いますがだいたいこんなイメージの形状です)
もう10年前ほどになるのですが、
翼幅2mmほどのアクリルの双発双胴機を作りました。
最初にDMG森精機さんの切削加工ドリームコンテストで賞をいただいた作品です。
その時に相当悩み苦しみましてね。
何しか尾翼が欠けるしプロペラが無くなるし、
それどころか機体そのものがどこかに消えている。
今から思うと酷い仕上がりなんですが、
そういう加工方法や工程における苦悩が今に生きてきているように思います。
もちろん、毎度毎度のお仕事もそうなんですが、
難しい方が集中しますね。
そして出来上がった時にはあのお方の声が聞こえてきそうです。
実際に微細加工よりも「どう固定して?」「どうクランプから外すか?」
そっちの方が難しい一種のパズルのようなものかもしれません。
さて、加工が終わっても、
今度は仕上げの工程でどこかへ飛んでゆく。
なので作り直しは当たり前ですので予備品も多めに作ります。
まあ、手間の割にはあまり評価されないのかもしれませんが、
私は苦しみながらも楽しんでお仕事をしております。
まだまだ伸び代を実感しております。
お奨め!


