町工場は拡大志向ではなく、確実に稼いで儲ける低成長時代なのかと…
どうも、町工場評論家のサークルさんです。
今年もこのブログで数多くの要らん事やら大きなお世話を言い放ってきました。
町工場の本質は、
大手製造業が手放した分野を、
自己資本で立ち上げ製造する企業。
やはりこれが基本です。
もちろん、大手企業がお金と人を出してくれている訳ではありません。
なので大手企業は「我がかわいい」と保身に走る傾向になれば、
「いつまで経ってもトリクルダウンなんて起きないヨォォォ~!」
なんて町工場の社長が嘆いてみても、
それは自身の読みの甘さを満座の中で笑われるようなものなのです。
”町工場は儲からないのが基本”。
ならばその基本をどう崩すのか?
そこを真面目に考えないといけないんですね。
当社は小商いの零細町工場です。
小商いなので無借金で自己資本比率が90%に近いです。
(経営者を除いた)毎年の従業員さんの平均年収も、
ものづくり系製造業の上場企業ランキングの30~50位くらいです。
もし、自己資本比率が10%を切るくらいになるまでお金を借りて規模を拡大し、
今のお仕事を約10倍近くにしたとすると、
もちろん売上高は10倍近くになるでしょうが、
多分、従業員さんの平均給与は下がると思います。
そしてこのコロナ騒動今頃、
資金繰りで青くなったり赤くなったりしている事だと思います。
なぜか?ここで説明はしません。
長くなってしまい面倒だからヤメときます。
ただ、”町工場は儲からないのが基本”と書きましたが、
昭和の時代なら儲かって仕方が無い時代ですから、
どんどん借金をしてどんどん建物と設備を大きくすれば良い。
朝鮮戦争特需に起業して工場を大きくした社長様のお話を聞いた事がありましたが、
「何もしなくても仕事が積まれとるんで寝やンと仕事したわ!」
(当時はいいお薬があったそうです。)
タイム イズ マネーを地で行く時代だったのですね。
今の町工場はその昭和の時代とは逆の流れです。
大量生産の時代では無くなった分野では、
小規模・少人数で要らぬ投資を控え、
確実に儲けが出る場所で勝負する。
それだけが正解では無いでしょうが、
それも一つの方向性だと思っています。
もちろん、中堅企業やそこそこサイズの小企業を否定するつもりもありません。
企業には社会でのそれぞれの役目があります。
今の時代、零細町工場が無理を重ねて企業規模を大きくしようとする事は無い。
そういった昭和の成長モデルとそのイメージを捨て去るべきだと思うだけです。
もちろん、現代でも零細町工場から大きく変貌を遂げている事業所も聞き及びます。
もうその辺は例外的と呼んだ方が良い例なのかもしれません。
何度も言いますが昭和の時代のように誰もが勤勉でさえあれば横並びで大きくなれる。
そんな幻想はもうさすがに捨てるべきだと申し上げているだけです。
来年はゆっくりと景気が回復します。(すでに当社は繁忙期に入っております。)
自分も頑張ります!
町工場は人と人の繋がりがすべて
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