〇〇さんにお仕事を出したい!の危険性 | サークルさんのブログ

〇〇さんにお仕事を出したい!の危険性

どうも、町工場評論家のサークルさんです。



マキャベリは言う。

 

君主は愛されるのと、怖れられるのと、さてどちらが良いか?

 

もちろん両方で有るべきだ。

 

どちらかと言われたら君主は怖れられる方が安全である。 

 

なぜなら、

 

愛される君主は裏切られるが、

 

怖れられる君主は怖くて裏切れない。

 

こんな事を言うから古来マキャベリの君主論は巷間嫌われる。

 

ただ、これこそ物事の本質を突いてはいないだろうか?




 


「お客様から愛され、ファンを作れ!」

 

「〇〇さんに出したい!そう言ってもらえるように…」

 

言い方を変えれば、 

 

『別にどこでもええんやけど、オマエの所が気に入ったから仕事出すわ!』

 

これは、

 

『何となく嫌気が差したから他に頼む事にするわ!』

 

と同義語である。

 

つまり、これ程の弱い基盤に支えられている事に危機感を覚えなければならないはずなのだ。

 

ウチは、

 

好かれているか?

 

嫌われているか?

 

はあまり考えていません。

 

もちろん好かれたいとは思ってはいますが、

 

気にしていないってのが本当の所か?



10年ぶりにお見積依頼があったので思い出したメーカー様とのお話。 

 

ウチが弱い基盤だからこそ気に入られようと、

 

親切!丁寧!好意を持ってお付き合いしていたお仕事先様がありました。


10年前頃に私が足を運んでアイデアを出させてもらったそのメーカー様から、

 

何と知らぬうちに他社様に相見積を取られ、

 

「どう言う事なのか?電話中だと言う上司を出してください!」

 

その折返しの電話は10年後の今もありません。(笑)

 

ウチの基盤が弱いからそんな目に遭わされるのだと私は解釈しています。

 

 

それから幾星霜。

 

私が最近一番苦手とするお仕事先様。

  

総額36万円とお見積りしたのに、

 

「当社の社内規定優先で20万円以下にしてくれませんか?」

 

ええっ?45%引き??しかもそれウチの社内規定じゃ無いし…(笑)

 

もちろん、丁重に細心の注意を払いながらお見積のご辞退をさせていただきます。

 

でも数日後、満額回答での注文書が入っている。

 

それなら最初っから気持ち良くお仕事させてくださいよ!(笑)


 

いつも、そこからお見積のご依頼があると凄く気持ちが重たくなります。

 

多分、ご担当者様も同じだと思います。

 

でも、必要な時だけお仕事を出していただいている。

 

社内で検討した結果「ぜひ御社に出したい」との事らしいです。

 

「消去法で仕方なく」

 

と、同義語だと思います。

 


こんな事を言うから古来サークルさんは巷間嫌われる。

 

人柄がダメなら品物で勝負するしかありません。

 

ものづくりはものづくり!

 

嫌われたっていいじゃないか?

 

 

町工場は人と人の繋がりがすべて