儲かってないのに成功者ぶる経営者の企業は淘汰される時期ですね | サークルさんのブログ

儲かってないのに成功者ぶる経営者の企業は淘汰される時期ですね

当社は零細町工場です。

 

私は一人当たりの売上高と一人当たりの利益にこだわっています。

 

それと自己資本比率にもこだわっています。

 

それなりに多く役員報酬を取ろうが、

 

どれだけ頑張って従業員さんに分配しようが、

  

「たった数人の零細企業だから出来る事じゃねぇの?!」

 

で笑われて済まされます。

 

世の中とはそんなもんだと私は思っております。

 

 

世の中的には、

 

従業員数が何百人とか何千人の規模なんかだと、

   

「立派な会社さん!」

 

と、成功者として尊敬を集めます。

 

たとえ債務超過であろうが債務超過予備軍であろうが、

 

誰もそこは見ないで手放しで追従(ついしょう)し賞賛する傾向がありますね。

 

 

世の中的には成功の基準は人それぞれらしいです。

 

ただ、法人として経営しているならば、

 

数年連続の赤字やら債務超過ではやっぱアカンのですわ。

 

年商だけを見てそれを成功と呼んではいかんのです。

  

どれだけ人を雇っていてもそれじゃあ自慢にはならんのです。

 

従業員さんをたくさん雇っていれば、 

 

たくさんお金を借りる事も出来るでしょうし、

  

より多くの役員報酬を得る事も可能でしょう。

 

ただ、そういうのは黙っている分には良いと思います。

   

 

そういう決して自慢出来ない部分があるにも関わらず、

 

他人様の前でいかにも、

 

「俺サクセスしたぜ!みんな俺の話を聞け!!」

 

っていうのは利益を出す事を第一とするはずの法人の経営者としてはどうなん?

 

なんて思うわけです。

  

これは私としては誰を目の前にしても言える話です。

 

アンバランスな違和感やら「アレ?」っと疑問を感じた人はそれなりの範囲で調べますよ。

 

お金を出してでも資料を取り寄せます。

 

迂闊に思い込みで物を言うと恥をかくのは私ですからね。

 

調べてみると凄い良い数字の所もあります。

 

尊敬に値します。

 

逆に世界を飛び回りファーストクラスと高級ホテルを常としているのに、

 

何と債務超過って人は少ないですが発見する事があります。

 

もちろん私はそういう人の講演なんぞはお金を貰っても聞く事はありませんが、

 

大多数の善良な方々は、

 

何の疑いもなく「成功者の言葉」と思ってありがたく聴講している訳です。

 

これを「何か違うやん!」というとこれが「批判」らしいですね。

 

誹謗・中傷などと揶揄されることもあります。

 

まあ、もうそういった警鐘を鳴らすような事も言う機会がなくなると思います。

 

不景気とは紛い者やハッタリヤーが淘汰される時期ですから。

 

あと粉飾とか違法な事をやっている企業とかがね。 

 

ともかく私が心の底から聞きたいのは、

 

本当に儲けている経営者さんの言葉なんです。

 

本当に少しずつですがそういった方々からお話を伺える機会が年々増えてきています。

 

ありがとうございます。


町工場は人と人の繋がりがすべて