目立ち方がまだまだ足らんぞ!
どうも、町工場評論家のサークルさんです。
日本は農耕民族の土地で、
田植えは村の者一同総出でやる流の土地柄でしょうか?
団体での行動が原則です。
いわゆるムラ社会って呼ぶそれでしょう。
その弊害としてですがこんな例を。
下から這い上がる者には皆さんとても優しい。
判官びいきってやつです。
判官とは今更でしょうが 九郎判官義経 = 源義経 でございます。
その義経は人気絶頂の時期に兄頼朝に頂点から追い落とされた。
もちろん頼朝の近しい部下だけではなく当時の民衆からも支持されなかった。
つまり、手柄を立てた後、栄誉は独り占めしちゃいけない。
これが、日本というムラ社会での法則。
それと、昔も今も持ち上げた後は地べたにまで突き落とす行動様式はそのままです。
先日のオークションで1億5千万円の作品が、
オークション落札と共にシュレッダーで切り刻まれた話。
いろいろな説やら憶測やらが飛んでいるが、
私が思ったのは、
「あの絵が1億5000万円って、それ高いやろ!」
って事。
ちょっと絵心があれば、
『私の方が上手い』
とおっしゃる方はさぞかし多い事だろう。
絵の上手い下手の話じゃないんですね。
作家の知名度とその作品の価値、
それとそれに裏づけされるストーリー。
それらが作家の評価となりまた社会に認められて行き、
付き抜けた存在になるのでしょう。
残念ながらそれを認める見る目の柔らかさは、
日本のムラ社会には乏しいと言わざるを得ない。
日本の作家さんからピコ太郎や大手企業の製品~末端の町工場の加工技術まで、
日本国内での評価がイマイチで乗り切れなくとも、
海外での評価が飛び抜けた瞬間に日本でも売れ出す。
そんな例は枚挙に暇がございませんね。
日本人は、自分が良いと思っても社会全体で良いと言う風潮が無ければ、
価値としては認めないまた認められにくい傾向にあるようです。
山本七兵さんの言う「空気(ニューマ)による支配」というものでしょう。
ウチはBtoBのプラスチックレンズ試作の専門業者です。
なので目立っても仕方が無い。
本分での研鑽を日々繰り返し積み上げて行くしかございません。
私と違い「目立てば自社が潤う」という信念の経営者さんがいらっしゃるのなら、
とことん目立って海外まで響くくらいでないとアカンって事です。
そこまで行ってやっとムラ社会は認め始めるのです。
要はとことん突き抜けないとダメだって事です。
町工場は人と人の繋がりがすべて