【経営理念】と経営者の甘えとPTSD
どうも!「町工場評論家」のサークルさんです。
「待遇=給与」 で会社を選んだ社員は、
良い条件があれば次の会社に移ってゆくそうです。
だから、「しっかりした【経営理念】を共有できる社員を選べ」という論調が、
特に中小企業の経営者の口から聞く事が多いように思います。
多いどころか流行しているようにすら見えます。
いえいえ、ほとんどの新入社員さんは大企業で働きたいんです。
大企業がダメなら中企業。
中企業がダメなら小企業。
小企業がダメなら零細企業。
つまり消去法で選んでいるのです。
そして、転職を する or しない のほとんどは成り行きではないのでしょうか。
私らプラスチックの切削加工の仕事はそこそこ給料が貰える業界でした。
それが今では、
「結婚するから」
「子供が生まれるから」
それらが理由で”退職届”を出されるというお話しをよく聞くようになりました。
つまり、プラスチックの切削加工屋の給料ではやってゆけないって事なんですね。
いくら、経営者と社員さんとがしっかりした【経営理念】を共有したって、
【経営理念】ではお腹が膨れません。
社員さんが会社で働くのは、
【経営理念】に共感したいのでも、
仕事の達成感を味わいたいのでもありません。
より多くの給料が欲しい、それが一番なのです。
そういう事が理解できていない人物が企業の経営者だという会社は脆いように思います。
【経営理念】が正しく、
また社員一同が【経営理念】を共有しているのだから、
結果が出ないのは社員に原因がある。
その原因を突き詰める為の会議&会議。
普段の業務にプラスしてそれらに付き合わされる社員はさらに疲弊する…。
そんな会社の経営者なら「P」と聞けば【PDCA】でしょうが、
社員さんが「P」と聞けば【PTSD】ですね、間違いなく。
町工場は人と人の繋がりがすべて
「待遇=給与」の面で、もっともっと従業員さんを大事にしましょう!