厚顔無恥(#⌒∇⌒#)ゞ
もう、時効だと思いますのでお話しいたします。
昨年、インテックス大阪での展示会の最終日(ウチが出展してる側ですよ)。
同じ開催での出展者の社長様がご訪問くださいました。
他所さんのブースがまじめに製品や加工品を展示しているにも関わらず、
ウチの展示品は、「ザク、ザクレロ、F-117、ツインムスタング」など、
自分で3Dデータから製作まで手がけた、
汗と涙と大量の血の結晶のようなラインナップで、
他様が真面目な展示の分、余計にイロモノ的な異光を放っておりましたので、
商談はともかく、連日人の波が絶えず大盛況だったのです。
(そうです。ブースが大盛況でも商談は別のお話です。)
話は飛んじゃいましたが、その他所ブースの社長さんが私にお説を垂れられます。
「ウチはすごいんだ。機械屋が「ウチの工作機械を使ってくれと」言って来るくらいにすごいんだ。
… (ほとんどは自分の箔付けの自慢話なので) 中略 …
日本人(特に製造業)はすぐに秘密にして商談を潰してしまう。
大した事無い程度のものまで隠してしまって公開しない。
そんなことではダメだ」…と。
連日ブースに人が集まっていたので見に来たら、
「なんだ、お前ん所の展示物はそんな程度か」との余計な世話焼きのあと、
その場は立ち去って行かれました。
私もそれはそれで真摯に受け止めました。
ただ公開云々の話は、そんなもん「はい、そうですね」などと納得できません。
寝ても醒めても「どうやって作ろう」とか「どうやって測ろう」とかを考えています。
大したものであろうが無かろうが、そんな事は関係ない。
「こっちゃぁ、悩んどるんや!!」
そう、必死に。
自分の頭で。
こっちは、あなたみたいに従業員さん任せで、
(無責任に)「アレやっとけ!」とか「あとは頼むわ」(で、飲みに行く)じゃ無いんですわ。
そして私が閉幕前、他社様のブースを一回りして帰って来るとウチの(中)工場長が、
「さっきのあの社長、又来てましたよ。今度の展示会で何点かサンプルを貸してくれ…」と。
一同、コケっと。
でもおっしゃるとおり大したものでは無いので、お貸しするにも値しません。
もちろん、未だに返事は保留のままです。(小)