微細ステンレス製量産型ザク、再生産決定
先日、とても楽しい来客がございました。
いつも、ウチがマシニング加工で使用しております
エンドミル(回転工具)製造メーカーの営業さんからお電話がございまして、
お客さんを一人連れてウチに行きたいとの事でした。
展示会前に微細加工用の(メチャ高けぇ)エンドミルをご提供いただいた経緯もありまして、
もちろん喜んでお受けをいたしました。
「お連れのお客さん」とだけ聞いていましたが、
なんとそのエンドミルメーカーの取締役さんだったのです。
(ご迷惑が掛かるといけませんのでメーカー名は伏せときます)
「ええ?なんでこんな零細細々系町工場に
わざわざ上場メーカーの取締役さんが?」との問いかけには、
「面白そうな会社だから案内されてきました」との事。
エンドミルの商品開発も担当してるらしく、
実際自分でもサンプル作りをされるそうで、
ウチの展示会用のサンプルも見ていただいては、
ありがたい事に「面白い」と感想をいただき、
その後は、メーカー取締役様のエンドミル商品開発とご持参されたサンプルの話と、
最新設備の微細精密加工機の話に、今度はこちらが興味津々。
このメーカーさんはホントすごいぞ。
下請任せでは無く自社で機械を持って、
自分のところでエンドミルをテストしてサンプル作りしている。
(ご迷惑が掛かるといけませんのでメーカー名は伏せときます)
めっちゃ楽しい会話で、あっという間に2時間ほどが過ぎ、
大阪回りもコレが最後とお伺いしまして、
また日頃の感謝を込めてまして、お土産に「何かいりませんか?」と。
それでご所望になったのが↑コレですわ。(と、コレを入れるケースと。)
ザクヘッド微細加工SUSバージョン。
たまたま転がっていましたエンドミルケースと比べてもこの小ささなんです。
最新のレンズ加工の経験に基づく加工データに作り換えていまして、
一日に2~3個しか生産できなくなり、量産性も低下いたしました。
量産出来ない量産型ザクなのです。(HPのサンプルより美品です。)
明日、ご送付いたしますので。(小)