ワールドカップ不況と散髪
私の会社は研究部門や商品開発に一番近いものづくりの工場です。
ワールドカップが始まると、一時的に受注が減っているように思います。
気のせいなのかどうなのかわかりませんが、
毎回いつも決まってそんな感じです。
そして、ワールドカップも準決勝くらいになると、
揺り返しのごとく仕事が増えます。
ただの思い過ごしかもしれませんが。。。。。
そんな訳で、ずーっと続いていたレンズ、プリズムも少し途切れました。
せっかく出来た時間ですので、髪を切りました。
仕事で「なんやかんや」あると、髪を切って流れを変えます。
実は微細加工の依頼が同業他社様からあったのですが、
あまりに小さすぎてとても難しく、しかも値段が厳しく、
次の予定(高精度加工)もホントはすぐ決まるはずだったのでお断りしたのです。
まあ、同じような内容でも開発メーカーさんだったら、
掛かった時間でご請求しても「安くしてくれてありがとう」なのですが、
どうも、そういった価格レベルではありませんので、
やむなく丁重にお断りしました。
しかも、メールで・・・・・。
もちろん、それから今日の今の時間まで、まだ連絡はありません。
そんな悪い流れを断ち切ろうと行った散髪屋さんで、
今日、髪を切ってもらっている時に、聞いた話です。
ヘアカット業界も不景気で売り上げが下がっているそうです。
何も考えず、ただ低価格にしても売り上げが減るだけで失敗する。
一見安いカット料の店舗は安くても儲かるビジネスモデルを構築している。
例えば、10分1000円、カットのみ、以降付加料金制、
奥さんのショッピング中にちょっとカット出来る立地条件…
そして大事な事をグサっと一言、
「安さで付いているお客さんは、いつでもより安いお店を探している」
「うう…」っと考えさせられる、とてもヘビーなお話です。(小)