サクラ・サクラ
桜の季節に思い出す話があります。
戦前、ペリリュー島は日本が約25年間統治していました。
ペリリュー島民と日本人(日本軍人も)とは良い関係を築いていました。
太平洋戦争も後半、
いよいよアメリカ軍ペリリュー島に上陸しようかという時期の話。
ある老人がまだ若い頃、日本兵達と仲良くなり、
戦況が日本に不利となった時、
「俺達島民も一緒に戦わせて欲しい」と日本兵隊長に進言したが
「帝国軍人が貴様ら島民などと戦えるか!」と激昂され、
「見せ掛けの友情だったのか」と失意のうちに、
島を離れる船に乗り込んだ。
だが、船が島を離れた瞬間その隊長を含め
日本兵が手を振って浜へ走り出てきた。
老人はその時悟った。
「隊長が激昂したのは自分達を救う為だったのか」と。
(wikiより引用)
その後日本軍はアメリカ軍と死闘を重ね、
決死(文字通り)の覚悟を日本本土に電文で送りました。
「サクラ・サクラ…」
今日はオチなしでお願いいたします。(小)