FF車最速コーナーリングについてPART-Ⅱ
以前FFでドリフトはしてはいけないと書きましたが、
例えば下りでの慣性ドリフトは有効です。
(↓良ければこれも読んでください)
http://ameblo.jp/csq/entry-10445730819.html
FFはその特性上、上りではアンダーステア気味で、
下りではオーバーステア気味になります。
ちなみにFRではその逆になります。
ですから、下りで最速のニュートラルステアにしようと思えば、
斜め横に軽く「スルっ」と逃げるような(すべるような)感覚がちょうど良いくらいです。
(すみません。感覚なのでうまく表現できません。)
慣性ドリフト気味のあくまで「かるーく」です。
さてお次はフェイントモーション。(想像してみながら読んでください)
本来はダートで右に曲がりたいとしたら、
逆の左にハンドルを切りフルブレーキング。
当然ダートの上ですからスリップしますし、
左に曲がりだしますしそのままだと左にスピンします(危険です)。
だから(自然とバランスで)右にハンドルを切り、
カウンターを当てた状態でまっすぐスリップし続けます。
その後スリップ状態からグリップが回復すると、
勝手に右にくるっと曲がり出すのでアクセルオン。
それが正真正銘のフェイントモーション。
こんなことは海外ラリーのプロドライバーに任せておきましょう。
(私はやったことがありません)
しかも、道幅の広い直角カーブ限定使用。
舗装路の多い(ていうかダートなんて滅多に無い)日本では、
左右の荷重移動を利用したコーナーリングの事をフェイントモーションと言います。
このフェイントモーションのFFでの実践方法はまたまた今度に…。(小)