横浜と普天間飛行場Ⅱ
さて現在の国内政治と外交と国防の懸案事項。
米軍飛行場が普天間飛行場から移転すると言う事は、
発展した横浜港からまた寒村に移転しろと言っているようなもので、
アメリカとしてはただでも受け入れにくい。
移転先がどこになろうと、さびれた場所は不便だから嫌だ。
娯楽は少ないし、兵站の問題も出てくるだろう。
だから、動きたくない。(それだけではありませんが一因です)
でもグアムより物流等がすぐれている日本は、基地としても最高の国。
以前、米軍基地はフィリピンから引き上げてきた経緯を持つ。
本当の原因は不便だから。
道路はボコボコ、しょっちゅう停電、電話は通じ無い。
朝、食料を積み込もうとすると冷蔵庫の中身が腐っている。
そんなところで作戦計画がたてられるワケが無い。
日本国内ではメールを送るだけで、
明日の午前中にはすべてがそろっている。
そんな国は世界でもごくわずかなのです。
当たり前すぎると見えない事も多いのです。
ありがとう、トラックの運転手。
ありがとう、倉庫屋さん。
ありがとう、関西電力。
ありがとう、浜村淳。(小)