冷めたピザ
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「アメリカ人は何を食べてきたか?」
今回のお題は「ピザ」
スペース上細かくは書けませんが、
イタリアで誕生したマルゲリータピザは、
イタリア移民と共にアメリカのイタリア人街に定着し、
罐が1層式の木炭罐から、2層式の石炭のパン焼き罐になり、
技術が必要な薄いニューヨークピザから、
深皿のボリュームあるタイプが派生し、
ピザハットがフランチャイズをはじめ、
ピザのチェーン店を展開し、
ドミノピザがセントラルキッチン方式を取り入れ、
これでどの店舗でも同じ味が保障できるようになり、
また、時間と共に冷めてゆく配達時のピザを保温方法の発明で解決し、
暖かいまま宅配できるピザを確立し、
今は無いが(私は無くなった事を知りませんでした)30分以上無料にするという、
配達というコンセプトがいかに宅配ピザの宣伝になったのか…。
大きな流れでは、店舗で食するピザが宅配に変わり、
別の流れで宅配の前から冷凍ピザが独自の進化をし、
宅配ピザに飽きた人々は高級レストランで人気シェフの高級人気ピザを食べ、
セレブに食べさせる事に飽きたその人気ピザのシェフは、
ファミレス展開をし、おいしいアメリカンピザを、
安くそして数多くの人に食べさせている。
結論は無いモノを有るモノとして作り出すか、
無いところに有るモノ持ってくるか、
不便を便利にするか。
ビジネスチャンスはどこにでもある訳です。
ただ、印象に残ったのは、
あたらしいタイプのピザが世の中に出だすと、
「あんなのはピザじゃない!」
と、言いきる昔からのピザ職人のセリフです。
しかも異口同音で…。
新しいものは受け入れて学んで身につけなければいけません。
以上、本日はアメリカンピザの変遷を細かく書きました。(小)