こんにちは。
今日までの「働く」に、
少しのワクワクを!
キャリアモチベーターの
真哉(しんさい)です。
昨日は、札幌市社会福祉協議会に
登録されている、障がい当事者講師
の方のお話を聞いてきました。
テーマは、
「チャレンジすることの大切さ」
で、講師の方のご経験について
お話してくださいました。
今回の講師は、先天性の脳性マヒの
方でした。
昨日のお話の中で一番印象に残った
のは、
私は一人っ子なので、障害がなけ
れば、苦労を知らずに身勝手な
人間に育っていたかもしれない。
私も両親にとっても、その分、
少しだけ人の痛みもツラさも
わかる人に育ったのではないか
と感じています。
という言葉。
できないことを落ち込んだり、
悲しんだりするのではなく、
どんな小さなことでも自分が
いまできることをやり続ける。
これが大事だとも仰っていました。
私たちは、つい「ない」ものに
目を向けがちになってしまいます。
・時間がない
・お金がない
・かっこよく(かわいく)ない
・恋人がいない
・友達が少ない
そして、そんな「ない」ものに目を
向けてしまうがばかりに、悲しく
なったり、人を妬んだり、憎んだり
してしまいます。
確かに、現実的に自分にないものは
たくさんあるかもしれません。
頑張っても手が届かなかったり、
願っても手に入らなかったり。
けれど、「ない」ものに目を向けて
いたところで、現状が何か変わる
ことはありません。
そして、「ない」ものに目を向けて
しまう人というのは、今の現状や
過去の出来事に囚われてしまい、
なかなか前に進むことができません。
私の話でいうと、私は学生時代を
実家のお寺の仕事を手伝いながら
通学していたため、3日に一度は
カミソリで髪を剃っていました。
青春真っ只中の時期だったので、
それはとても苦痛で、人からは
からかわれ、自分だけが違うと
いうことに恥ずかしい気持ちで
いっぱいでした。
ただそこで、自分の髪の毛がない
ことをどれだけ憂いたところで、
自分の髪の毛を伸ばせる日が来る
訳ではありません。
大事なのは、
「ある」ものに目を向ける
ことなのです。
昨日の講師の方もそうでした。
障害があっても、誰かの役に立つ
ことができる。
障害に関係なく、友達や仲間とは
いつもどこかで通じ合っている。
ここに今、この場にいること、
生きていること。
そして、障害があったことで人の
気持ちが少しわかるようになれた
と感じていること。
「ある」ものに目を向けることが
できるようになると、そこに安心感
が生まれ、現状に対して幸福感を
感じることができるようになります。
すると、自然といまに感謝すると
いう気持ちが芽生えてくるのです。
出来事には特に意味はありません。
そこにどういう意味づけをするかは、
その人次第です。
ケガをしてしまったときに、
「これだけで済んでよかった」
と思うか、
「最悪だ。これからどうしよう…」
と思うかはあなた次第なのです。
ケガをしたという事実以外は、
全てその人の意味づけによって
変わってきます。
「ある」方に目を向けることが
できれば、未来が拡がり、前に進む
ことができるようになります。
昨日は、そんなことを教えて
いただいた時間になりました。
「ない」ものに目を向けますか?
「ある」ものに目を向けますか?
今日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m
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