こんにちは。
今日までの「働く」に、
少しのワクワクを!
キャリアモチベーターの
真哉(しんさい)です。
採用面接において、身だしなみが
どのような影響を与えるか?
という研究があります。
この研究によると、仕事に必要な資格
よりも、身だしなみの良さの方が、
採用結果に大きな影響があったという
結果が出ているそうです。
似たような話が、カナダの選挙に
おいてもありました。
イケメンの候補者と、
そうでない候補者の得票数。
なんと、イケメン候補者の方が、
2.5倍も高かったそうです。
ここで重要になってくるのは、
なぜイケメン候補者に投票したかと
いう理由です。
彼がイケメンだからという
わけではない
と、73%の人が答えたそうです。
「イケメンだから投票しちゃった」
という部分もあると答えた人は
14%程度だったそうです。
先程の採用面接の話もそうなの
ですが、その面接官自体も、
外見はほとんど採用決定には
影響していない
と自分では考えていたそうです。
どちらのケースもそうですが、
自分では外見は関係ないと思って
いたが、実際には外見に左右されて
いたということが見えてきます。
では、なぜそんなことが起きるのか?
これは、
【容姿が優れている】という特徴が、
【その人が全体的に優れている】と
いうイメージに変換されているのです。
しかも、そのことを本人はあまり
自覚できていません。
容姿に影響されながら判断をして
しまっていたのに、自分ではそこは
関係ないと思い込んでいるのです。
けれど、これはウソつきでもなんでも
ないのです。
【全体的に優れている】という印象を
持ってしまうと、無意識に漠然と他の
部分においても優秀であるだろうと
いう錯覚に陥ってしまうのです。
たとえ学力があり、有能な人物で
あっても、自分の知らないところで
勝手に脳内の評価が書き換えられて
しまうのは、人は防ぐことができ
ないのです。
つまり、錯覚しているということに
人は気づきにくい生き物なのです。
これは、仕事に就いてからも同じ
ことが言えます。
人の「実力」というのは、
良い「環境」に恵まれて、
伸びていきます。
これは、上司や同僚・部下という
人による部分もありますが、
ポジションというものも大きく
影響してきます。
「立場が人を育てる」なんてことも
言われたりしますね。
そういった良い環境を手に入れられる
かどうかは、実力よりもこの錯覚に
よるところが大きくあります。
優秀で実力もあるのに、
なかなか機会に恵まれない人
もちろん、対人関係スキルなどの
他の理由もあるかもしれませんが、
あなたの周りにもそのような人が
いたりしませんか?
もちろん実力は大事です。
ただ実力だけがあっても、面接で能力
以外の部分に左右されてしまうように、
それだけではなかなか機会に恵まれ
にくいということも事実なのです。
もちろん、印象にだけ意識し過ぎて
中身が伴わないと、その先で苦労する
ことも出てくるかもしれません。
ただ、人の思考の習性を考えると、
自分がどういう人物に見えるかという
印象にも、少し意識を向ける必要も
ありそうだということが言えそうです。
今日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございましたm(_ _)m
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