こんにちは。
キャリアコンサルタントの
真哉(しんさい)です。
昨日は、facebookを通じ住んでいる
地域や障害の種別を超えた交流を
目的として活動されている、
つながる手と手 (つながる手と手fbページ)
という団体の札幌でのオフ会にて、
「就労支援とこれからの働き方」
というテーマでお話をさせていた
だきました。
しかも、同時手話通訳という
貴重な体験付き。
参加された方は、当事者の方を
はじめとし、ご家族の方や支援に
携わっている方、障がい者雇用に
興味のある方など様々。
幅広い方が集まっていたため、
・障がい者雇用の全体像
・就労支援機関の種類や役割
・企業、当事者、支援者ができること
といったことを通じ、多くの人に
おおまかな知識を提供することを
目的としてお話をしました。
私は、障がいのある方の就労支援
(就労支援事業所)に携わってきました。
その後、障がいのある方と実際に
働くとはどういうことかということに
興味を持ち、実際に障がいのある方
を雇用して事業を運営する、就労継続
支援A型という事業所にも勤めました。
就労継続支援A型と言いますと、
最近では突然の解雇で話題にもなり
ましたので、耳にしたことがあるで
しょうか?
私が働いていたところは、株式会社
として事業を行っていたため、経営
にもシビアでした。
時に厳しい面でもあるのですが、
障がいがあろうがなかろうが、1人の
戦力(労働力)として考える視点は
個人的には好きでした。
「障がい」ってなんなんでしょう。
私は飲食店で店長をしばらくやって
いたのですが、いろんな人と出会い
ました。
・雇用契約を結んだのに初日から
音信不通
・あいさつができない
・マナーが守れない
・無断欠勤、無断退職
・不正行為
「仕事のできるできない」って
なんなんでしょう。
業務能力だけを切り取ってみると、
私のいたA型では、障がいのある
方の方が圧倒的に優れていました。
もちろん苦手なこともあり、指示の
理解に工夫が必要だったりという
ことはあります。
ただ、作業能力は高い。
私がこれらの経験から思ったことは、
仕事のできるできないは、障がいの
あるなしの問題ではないということ。
人は、知らないことに不安を覚える
ものです。
私も、飲食業界から障がい福祉の
分野に飛び込んだので、正直最初
はどんな人がいるのか緊張した
記憶があります。
「障がい者」っていう言葉が、何か
妙な先入観を持たせてしまうのかも
しれません。
もちろん当事者の方の気持ちもあり
ますので、私の一方的な考えには
なりますが、今回のような場が増え、
多様な方々が接する機会が生まれ
て欲しいなと感じています。
そうすれば、双方の認識も変わって
いくのではないかと。
このような生きづらさについては、
どちらか一方が自分のことを主張
しても、なかなか理解を得られにくい
のではないかと思います。
「これはできない」「絶対に無理」
ではなく、
「どうしたらできるだろうか?」
という視点で考えてみる。
「できなくて仕方ない」
「これはできません」ではなく、
「どうしたらこれを理解してもらえるか」
という視点で考えて伝えてみる。
こういう、相手を思いやる気持ち、
歩み寄る気持ちが、益々増えて
いって欲しいなと思います。
昨日は、いろいろな方との出会い
があり、また色々な価値感に触れる
機会にもなりました。
みんな違ってみんないい
その中で、お互いを認め合って
いける社会になっていくといいな。
↑
当事者の方の点画の作品に衝撃を
受けました
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございますm(_ _)m
できるだけ読んでくれた方にとって、参考になる情報を発信したいと思っています!
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