一般質問 | 四国のツーリングと旅物語

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 平成25年3月11日(月)。一般質問2日目。
 
 今日は、源正樹議員、藤井朝広議員、兵頭学議員の3名が一般質問に立った。
 トップバッターに立った源議員は、子育て支援や危機管理の問題について、将来計画やその対応を質した。子育て支援については、やはり子育て世代の方が真剣に取り組める。
 
 15年前に私が子育て支援に取り組んだときには、学童保育が産声を上げたときだった。学童保育を実現したい、という熱意あるお母さんたちと一緒に、視察へいったり陳情をしたりして、真剣に取り組んできた。
 その結果、宇和町には他町に先駆けて児童館が建設され、学童保育が行政も参加して行われるようになった。
 
 それまでの学童保育は、はじめの頃は廃寺の床が抜けるようなところで、全く補助もなく、それこそ手作りの放課後児童預かりのようなもので開始したのだった。それが生徒も1年ごとに増えていくし、なんとかしなければと思い、米博・旧宇和町小学校第二校舎(第一理科室だったところ)を借りることにして、まずは環境向上を計った。
 
 それでも生徒が教室に入りきらないくらいになって、宇和町もやっと児童館・トトロクラブの学童保育の場所を提供することとなり、住宅政策によって宅地を販売してきた資金を元手に建物を完成することができた。
 
 その間、本当に長い年月がかかり、児童館ができた頃にははじめに熱心だったお母さん方の子供たちも大学生くらいになっていただろうか。もう必要はなくなっていた。
 そうやってできた施設は、それらの建設までの苦労を全く知らない人たちが使うこととなり、費用が高いとかいろいろなルールがあって大変だなどという苦情ばかりを耳にするのであるが、私にしてみれば、それだったら親とか兄弟とかに見てもらうなど別の方法で対応してもいいじゃないかと思う。
 
 昔、井上陽水の歌に、「限りない欲望」、とか、「感謝知らずの女」というのがあったが、行政サービスって、そんなものなのかと思ってしまう。
 あって当たり前!と利用者は思っているのかもしれないが、多くのお母さんたちの努力と苦労の結果と歴史を経て、今の施設が実現したのであり、実態無くして簡単にはできないのであることを少しはわかって欲しいものだ。・・・・・・・・・・というようなことを思い出したのだ。
 
 
  今日は、西予CATVで8日(金)の代表質問の様子が放送されていた。念入りにチェック。答弁ももう一度リピートしながら聞き返す。
 
 時間がない、というか、押されていたためちょっと焦っている様子。代表質問はもっと時間を確保して、ゆとりをもってやりたいものだ。