西予市議会では、3月定例議会が開会するのに先立ち、平成25年2月28日(金)に議員を対象に平成25年度の予算勉強会を開いた。議会としては初めての取組。これまでは、清風会単独などで予算勉強会を実施してはいたが、それとは形式も異なり、良い成果があったのではないかと思う。
午前9時から全員協議会を開いて、議会運営委員会からの3月定例議会の運営について説明があった。その後、野村の水道料金について議会でどう取り組んでいくのか議論があり、しかも、それが長引いたため勉強会の開始時間が30分ほど遅れた。
結局、水道料金の平準化について議長の方が勉強会を開いて議会全体で考えていく、ということになったのであるが、この問題は根源的に市民感情もあるため、勉強会を開くというレベルよりも1ランク上のレベルで調査研究し、特別委員会でより深く取り組んで結論をだすべきだと思っている。
その結論がたとえ「平準化しない」ということになっても、それは議会としての意志であるし、その議論を先送りしてどのような結果があるのか疑問がある。
というような点で議論が続いたのだったが、その後勉強会は財政課長の一般会計予算の概説、さらに午後からは、各課長による代表的な事業とその背景についての説明、および、質疑応答などがあり、結局夕方までかかった。
今回の勉強会は、全体の中の33事業をピックアップして説明をしていったものであるが、今後は更に細かく、多くの事業や検討事項などをテーマにしてやっていければいいと思う。